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部員のアルバイトについて
2020年4月1日 10:00

慶應義塾體育會大学女子バスケットボール部には、本業の部活動や学業に全力で取り組みながら、オフの日や授業のない時間を利用してアルバイトをすることで、学生生活をより充実させている部員が多くいます。
また、アルバイトに限らず様々な方法でオフや隙間時間を有効活用しています。
今回は、アルバイトについて4人の部員が紹介していきます。
大学生活をどのように充実させるか悩んでいる新入生の方は、一例ではありますがこのアルバイトについてのブログを是非参考にしてみてください!
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○学童指導員
私は週2回、OFFの日を利用して小学校で学童の先生をしています。
入学当初は塾講師のアルバイトをしていたのですが、やってみたいことは何でも進んで取り組みたい私は、昔から保育や児童教育に興味があり、あえて責任の伴う小学校を選び働き始めました。今までの教師や指導者から”教わる”という立場からは一転した「先生として見た生徒たち」という視点はとても新鮮で新しく、様々なことに悩まされ、励まされ、私もまだまだだな、と考えさせられることもあります。集団生活や学校教育を通して、自分自身の成長ややりがいを感じています。また、この経験は體育會で活動する上での指導者の重要性やリーダーの必要性、”集団”つまりチームプレーにおける連携の大切さなど、働く中でも部活での新たなアイディアが生まれ、とても良い刺激を貰っています。
部活動だけでなく、私生活でも自分がチャレンジしてみたいことに挑戦出来るという点で、大学生活を充実させることができ、女子バスケ部ならではの良い点だと考えています。
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○ハンバーガー店店員
私は六本木のハンバーガー店でアルバイトをしています。週に2日程度、夜に練習がある日の朝や、オフの日に働いています。
このアルバイトを始めた理由は料理が美味しいという単純なものでしたが、働いていく中で出会う人々の多様性に惹かれていきました。働く人の多くが同年代なのですが、何かに熱中している人やひたむきに努力する人など、大学の友人とはまた違う環境で、様々な価値観を持つ人々と出会えたことで刺激的な毎日を過ごしています。
仕事面では、メンバー同士が気を配り支え合うことが大前提で、ゲストに対して何ができるかを常に考え行動することが求められています。これは働く側がコミュニケーションを良く取れていると、より良いものを提供することができるという考えに基づいており、体育会での活動に通じる点であると考えます。お互いのことを考え、何が求められているのかを理解し体現していくことは、まさに体育会生が要求されることです。
体育会とアルバイトの両立は簡単ではないのですが、大学生活が刺激的で充実したものになることに間違いありません。
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○塾講師
私は、アルバイトとして小中学生に教える塾講師をしています。週1回、部活がオフの曜日に働いています。加えて、1月や7月の部活の自主練習期間ではより多くシフトに入っています。この時期は小中学生の夏期講習や冬期講習なので、自身の試験勉強・自主練の合間を縫ってできるだけシフトに入るようにしています。
今のバイトを始めたきっかけは、もともと私が中学生のときにこの塾に通っていたことです。生徒や他の先生方とのコミュニケーションを通じてコミュニケーション能力を身につけたいとも思い、始めました。
このバイトのやりがいは、生徒が自分の授業を通じて成長することです。生徒が積極的に宿題を提出するようになったり、私の問いかけに答えてくれるようになったり、様々な場面で生徒の成長を感じることができます。そのためには、生徒からの質問や回答について、生徒がなぜ間違えたのか、どうしたら次から正解できるのかを授業が終わる度に考え、反省をし、次回の授業に活かすことが肝心です。
“自分で考えて反省し次に活かす”ということは塾講師に関わらず、バスケットボールや私生活にも必要とするスキルだと思います。私はこの1年間の體育會とアルバイトの両立を通して、身につけることができたと思います。
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○カフェ店員
私は、珈琲を専門とするカフェでアルバイトしています。週1回から3回、オフの日や練習後など隙間時間を利用して働いています。
当時、店員さんの親切さや雰囲気、店内の心地よい空間作りに惹かれ、今のアルバイトを始めました。また、私は珈琲が好きだったこともあり、店頭にて珈琲を1杯ずつハンドドリップでじっくりと抽出して提供する点がとても魅力的でした。
一店員としてお客様が珈琲を飲んで幸せな気持ちになる為には、どのようなことが出来るか日々思考しています。それは、美味しい珈琲を抽出する練習を重ねることや、居心地の良い空間作り、お客様とのほんの少しのコミュニケーションやアイコンタクトなど、出来ることが沢山あると考えています。常に思考し、満足度向上に貢献できるように取り組むことは、体育会生として活動する上でも通じる点があるように考えています。
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女子バスケ部では、部活動だけでなく、アルバイトなど有意義に利用できる時間もしっかりと確保できるという点で、大学生活をより充実させることができると思います。
その他にも飲食店やアパレルでアルバイトをする部員もいました!
また、アルバイトに限らず、ダブルスクールや趣味の旅行など、自分の時間をうまく活用することで、部活動と両立して様々なことに取り組むことが出来ます。
もちろん学業や女子バスケ部の活動に最大限の力で打ち込むことが前提ではありますが、「バスケットボール」ではない分野で広い経験値を積むことも推奨されています。
體育會に所属する以上、学生生活をバスケットボールに費やす時間は多くなりますが、その中でも時間を工夫することによって、とても充実した生活を送ることができると思います!
新生活に不安を感じている方や、女子バスケ部に興味をお持ちの方は是非お気軽にご連絡ください!
私たちと共に最高の学生生活送りましょう!
変われる環境 −西 理奈
2020年3月5日 11:00

慶應義塾體育會大学女子バスケットボール部及び法学部政治学科3年の西理奈と申します。
慶應に入学してからの身の回りの環境の変化や、自身の生活の変化について述べていきたいと思います。慶應義塾體育會への所属を考えている方の参考になれば幸いです。
慶應義塾大学へ入学してから、私の生活は大きく変化しました。
その変化の理由としては、親元を離れ一人暮らしを始めたことと、體育會へ所属したことが挙げられます。
身の回りの環境の変化としては、当たり前のことですが、自分のことは自分でしなくてはならなくなったことや、視野の広さや発信力を求められ、そして常に刺激をもらえる環境に身を置けることになったことです。また、環境の変化に付随して、生活も環境に合わせたものになりました。
一人暮らしを始めたことよる変化
まずは、前半部分について述べていきたいと思います。
一人暮らしをすることで、いかに今まで周りの人に甘えて生活してきたかを痛感しました。
また、親元を離れることで、自身の行動の責任の所在を明らかにし、自己管理の大切さも同時に考え直すことができました。
上京したての頃は、生活リズムが崩れがちになり、食事も簡単に済ませられるもので終わらせていました。
しかし、女子バスケットボール部への入部以降は、翌日に疲労を残さないためにできるだけ早く寝ることや、栄養バランスを考えて食事を取ることを意識して生活するようになりました。
実際、夜は出来るだけ早く寝て、翌朝はシューティングに行くために毎朝同じ時間に起きるため、1限から授業に行くことができ規則正しい生活ができています。また、食事面に関しても、1日3食は必ず食べるので、健康的な生活を送ることができています。
ひとり暮らしを始めてからまだ2年しか経っていないですが、自己管理能力は上京してくる前よりついたのではないかと思います。
部活に入っていなければ、規則的で健康的な生活を意識して送ろうとしないと思うので、今年から一人暮らしを始める人にこそ體育會への所属をお勧めします。すべての責任の所在が自分にある環境は、生活を規則正しく健康的なものにしました。
體育會へ所属したことによる変化
次に後半部分について述べていきます。
高校時代にも部活はしていたため、確かに視野の広さや発信力を求められる環境ではありましたが、部員の多さから、部員全員がそれらを求められるということはありませんでした。
しかし、慶應義塾體育會大学女子バスケットボール部では、学生主体で練習が行われるため、それらを全員に求める環境がありました。それまでは、私自身自ら率先して動いたり、発言するタイプではなかったのですが、主体性を持って動くことを意識するようになりました。
求められている水準に達しているかは分かりませんが、入部当初よりは、視野を広く持ち、自分から発信することができるようになったと思います。

また、大学に入り新しいコミュニティーに身を置くことで、自分には無い考え方を持った人や、様々なバックグラウンドを持った人、何かに打ち込んでいる人などに出会うことができます。そのような人を友達に持つことで、常に彼らから刺激を受け、自らに反映することが出来ます。
私の周りには體育會に所属している友人が多いのですが、彼らが部活で結果を残していたり、頑張っていることを聞くと、自分も負けてられないなと鼓舞させられます。
周りに刺激されることで自分を見つめ直したり、周りのことを考える機会がとても以前に比べ増えたと実感しています。

大学入学と女子バスケットボール部への所属以降、身の回りの環境は大きく変わり、それに伴い生活はより自分にフォーカスを置くものに変わりました。
個人にどのような変化が起こり、どのように個人が成長していくかは分かりませんが、慶應義塾體育會に所属したことで、周りから良い影響を受けていることは自信を持って言えます。
大学生活で自分に変化を与えたい方は、體育會という選択肢があることを、頭の隅に置いていただければ幸いです。
「向き合う」ということ −森谷 日向子
2020年2月27日 11:00

誠に僭越ながら自己紹介させて頂きます。
私、慶應義塾大学法学部政治学科1年ならびに體育會女子バスケットボール部に所属しております森谷日向子と申します。宜しくお願い致します。
今回は「慶應義塾大学に入学して」という内容で、私個人の1年を振り返りたいと思っております。拙い文章になりますが、最後まで読んで頂けたら幸いです。
バスケ部での1年間
この1年は、バスケ部と自分に真剣に「向き合う」ことができた1年だったと思います。中学、高校の時と比べて自分の時間が多く確保できる分、バスケをする時間も「向き合う」時間も増え、非常に充実していました。
合格体験記でも書かせて頂きましたが(良かったらそちらも御覧ください)、私が體育會女子バスケ部に入部した主な動機は、単純にバスケが好きであること、中学高校のバスケ部での経験が自分の中でかけがえのないものであったことにありました。
その分、大学の部活への期待が大きかったことは確かです。
ところが、體育會バスケ部はその私の勝手な期待を大きく上回る場所でした。
部員全員がチームのことを真剣に考え、学年の壁を越えて互いを指摘しあえる環境があること、監督やコーチ、スタッフの方々とのコミュニケーションの場が多いため、自分の役割や足りない部分が明確になることや、思った事を言い合うことができ、出会って1年しか経っていないのが嘘のような信頼できる同期と、他愛のないことから真剣なことまで話し合える尊敬する先輩方に出会えたこと…。
挙げればきりがありませんが、4月から入学してくる新1年生には自信を持って、「入って後悔させない部活だ」と言い切ることができます。
選手としては、純粋にバスケを楽しんだり、技術、体力、筋力の成長を実感する場面が多くありましたが、試合に出る場面はほとんど無く、正直、自分の不甲斐なさを痛感し、悩んだ時間の方が長かったように思います。
しかし、チームメイトのプレーはもちろん、レベルの高いチームのプレーを観る機会が多くあり、自分に足りない知識や強化すべきことは何かを考え、「向き合う」ことができた実りある1年であったと思います。

大学での1年間
憧れだった慶應義塾大学に入学し、この1年で生活も人間関係も一変しました。朝早く大学に行き、講義を受けて、空いた時間でウエイトトレーニングをして、夜になったら部活に向かう、という生活が主で、たしかにバスケ部中心の大学生活にはなります。
はじめは、体力的にも精神的にもきつい毎日でしたが、1年が経ち、大分慣れてきたように思います。しかし、試験期間中は自主練期間となるため勉強に集中することができますし、1週間に2日のオフや三田祭期間などのオフ期間を使って、家族と旅行に行ったり、同期や大学の友達、中高時代の友達と遊びに行ったり、先輩方からご飯に誘って頂いたりなど、部活も勉強も遊びも充実した大学生活を送ることができました。

最後に
今回、ブログを通してこの1年を振り返る機会を頂き、自分や他者と「向き合う」大切さを改めて感じることができました。
今年度の目標である、「3部リーグ戦の1・2位リーグに進出」するという高い目標に向け、チームに「向き合い」、自分に厳しく日々努力をしていきたいと思います。
最後になりましたが、1年を振り返った中で、體育會バスケ部に関わるOG、OB、スタッフの方々や、私個人の大学生活に関わる両親、先輩方、同期の支えなしに今の私はないということ、つまり、慶應義塾の理念のひとつである「社中協力」を今改めて実感しています。
4月からは私も2年生となり、新1年生を迎える立場となります。先輩方が繋いで下さったものを今度は私たちが下に伝えていく番であるという責任を持ち、多くの方々への感謝を忘れず精進してまいります。
今後とも応援のほど、宜しくお願い致します。