文武両道ブログ 市谷颯梧

市谷颯梧(理工・2年・松本深志)

はじめに

はじめまして。慶應義塾大学理工学部1年ならびに体育会バスケットボール部で選手として活動しております、市谷颯梧と申します。

僕は昨年10月に途中入部したため決して長い期間ではありませんが、理工学部生としてバスケットボール部に所属している自分について少しお話したいと思います。理工学部の勉強と部活動の両立に不安を抱いている方をはじめ、入部を検討されている皆さんの参考になれば幸いです。拙い文章ではございますが、ぜひ最後までお付き合いください。

理工学部について

まず、理工学部の特徴としては、必修である第二外国語の単位取得ができないと即留年してしまうことが挙げられます。私は中国語を選択しており、秋学期期末の一斉試験で一定以上の点数を取らなければ単位を落としてしまいます。

また、もう一つの特徴として必修の数学と物理の内容が非常に難しいことが挙げられます。毎週評価に関わる小テストがあったり、中途半端な知識では太刀打ちできない期末試験があったりします。

学業と部活の両立

シーズン中の10月11月は授業終了後すぐに練習があり、自分自身バスケをすることにおよそ2年のブランクがあったこともあり、日々の練習に精一杯で授業の復習等に割く余裕はなく、どんどんわからない箇所が増えていきました。

そして1月には秋学期の期末試験期間が始まります。幸い試験期間はオフシーズンであったため毎日1-2時間の自主練の時間を確保しつつ、試験勉強に集中することができました。

年始に実家に帰った際に父親に中国語を教えてもらったり、メディアセンターで数学を得意としている友人にわからない箇所を教えてもらったりし、シーズン中に遅れをとっていた部分をなんとかフォローアップします。そして迎える試験では、メディアセンターで夜まで勉強したのち、自宅に移り友人と朝まで勉強して試験にのぞみます。なんとか最後まで乗り切ることができ、最後の試験が終わるときには、バスケの試合に勝利したときと似たような達成感を味わうことができます。

おわりに

このような充実した日々を送れているのは、一緒に勉強してくれる友人や、この環境に身を置くサポートをしてくれている家族、そして高いレベルで文武両道をしている部活の先輩方からの刺激があるからです。これらの方々への感謝の気持ちをもって、高いレベルでの文武両道を実現できるように日々の活動に取り組んでまいります。