基礎の力(活動日誌) -阿部七奈子

こんにちは。慶應義塾大学商学部2年ならびに体育会女子バスケットボール部の阿部七奈子(CN:イチ)と申します。この度、活動日誌の第21弾を務めさせていただくことになりました。拙い文章ではありますが最後までお付き合いいただけると幸いです。

現在、私は地元の小学校でサポーターのアルバイトをしています。先生方の作業の手伝いや生徒の見守りなど、小学校ならではの業務を経験することができ、日々沢山のことを学んでいます。また、小学生の若さと放たれるパワーには、とても元気をもらえます。

このアルバイトをしている中で、私は小学校教育に対する懐かしさと同時に指導の厳しさを感じました。自分の小学生時代と大きな違いはありませんが、中学高校と自立していくにつれ自由度が高くなるせいか、小学校はとても厳しく感じます。そして私はアルバイトの回数を重ねていく中で、その厳しさは人としての”土台”を作るためであると気付きました。行動の善悪をはっきり区別し、些細な間違いでも注意することは、今後社会へ出ていく上での根底となる土台を築き上げることに繋がり、小学校の6年間はその為の最も大切な時期であるといえます。

私は、この土台作りという点にバスケに通ずるものを感じました。土台が固まっていなければ、その先を積み重ねていくことは出来ません。プレー面、知識面ともに基礎が定着しているからこそ発展させることができ、質の高いチームプレーに繋がっていきます。今年度のスローガンである「全進」の為には、一人ひとりの基礎の徹底と互いへの厳しい目が必要不可欠です。リーグ期という大切な時期こそ基礎を怠らず、今年度の目標である「2部昇格」をチーム一丸となって必ず達成します。

今後とも弊部のご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

次回は、経済学部3年の塚本萌花(CN:チャコ)です。お楽しみに!