入試合格・内部進学体験記 - 体験記分類: 2006年
2006年度 指定校推薦: 店橋唯斗
学部:法学部政治学科
出身校:長岡高校
<志望動機>
慶應義塾大学は、「社会のあらゆる方面で活躍する有能な人材を数多く輩出」しているので、私自身もそういった人々を育んだ環境に身を置き、その雰囲気を実際に肌で感じてみたいと思いました。
また、政治的・社会的問題に関する専門的知識や、様々な領域の学問に触れることで、多様なものの見方、考え方を身に付けたいと思っていました。このような前提から慶應義塾大学法学部政治学科は、他の大学と比べて最も充実した環境であり、さらに他学部に比べても、非常に多くの学問に触れるチャンスがある学部であったので、将来国際社会で活躍したいと考えていた私にとって最適な場であると感じました。
私が、今まで常にモットーとしてきたものとして、「文武両道」があります。そのもとで勉学とバスケットボールの両立を実践してきました。そして、国内で屈指の大学であるこの慶應義塾大学においてもその両立に励み、より高い次元での自己実現を目指し、国際社会で活躍できる自分というものをつくりあげていきたいです。
<受験準備>
指定校推薦制度は、「高校3年間を通した成績で推薦の可否」が判断されますので、1年時から継続した勉強が必要となります。
そこで私は、学校生活においては、「何か特別なことをする」というよりはむしろ、「当たり前のことを当たり前に」こなしていくということを、常に意識してきました。特に、普段の定期テストは全教科を満遍なく勉強し、欠点をつくらないようにしました。
また部活をやっていると、「まとまった勉強時間を確保するのは難しい」ので、「毎日の授業に集中すること」を大事にしてきました。「メリハリのある生活リズムをつくる」ことが大切です。
また、小論文(もしくは面接)があるため、普段から「国内・国外問わず、政治・社会問題に関心を持つ」ようにし、自分なりに考察してみたり、意見を持つようにしておくと、なお良いと思います。
<バスケットボール部について>
慶應義塾体育会バスケットボール部は、本当に多くの方々の支えの上に成り立ち、学生を始め、先生方、OB会と、全ての人達がチーム一丸となって戦うところに特徴があります。
また、そういった環境の中で、部員一人一人が、上手・下手に関係なく、ひたむきにバスケットボールに取り組み、理解を深めようとする姿勢には勝利に対する意識の高さが感じられます。
そして、何よりも、本人の努力次第でいくらでもチャンスをものにできるということが強く感じられました。
2006年度 AO受験: 田上和佳
学部:環境情報学部
出身校:筑紫丘高校
<志望動機>
慶應義塾大学の湘南藤沢キャンパス(SFC)の最大の特徴は、「自分の興味を持ったことを、自由に学ぶことができる」という点にあると思います。
私の場合、メディアの分野に興味を待っていたのですが、SFCではメディアをデザインの面からだったり、コミュニケーションの面からだったりと様々な角度から学んでいます。
私は、自分の目標を達成させるには、「どのような知識が必要か自分で考え」、それらを「積極的に学べる環境がある」大学を考えた結果、SFCを受験しようと思うようになりました。
また、バスケットボールを大学でも続けようと決めていた私にとって、関東一部という高いレベルにあり、他のどの大学よりもまとまりや、勝ちに行く気持ちが強いバスケットボール部が慶應義塾にあるということが、受験をするきっかけになりました。
実際に入学して、勉強に関しては、自分の目標のためにはもちろん、入学してから興味を持ったあらゆる分野の学問でも学ぶことができ、「理系・文系関係なく自分の視野を広げることができる環境」だと思います。
<受験準備>
受験する際にしなければならない準備は数多くありますが、その中でも最も大切なものは、「自分は大学でこんなことをしたい」という「明確で具体的な目標」を持つことだと思います。
高校3年生という時期は、「将来の目標が漠然」としているという人や、「目標はあるけど、どうすれば達成できるのか分からない」という人が大半だと思います。
私も初めは漠然とメディア関係の分野を勉強できればいいかな、というくらいにしか考えていませんでした。しかし、受験準備をするにあたって、メディアデザイナーになるという「明確な目標」をたて、そのためには大学では、デザイン関係・リーダーシップやマネージメント関係の授業を履修して勉強しようと考えるようになりました。
受験準備とは正に、「しっかりとした将来の目標を持ち」、そこに行き着くまでの「過程を明確に」し、大学では「どんなことを学びたいか」を決め、「目標達成ためには、何をしなければならないのか」を自分自身に問いかけていく作業だと私は思います。その作業をしっかり行い、「絶対慶應に入るんだ!」という強い気持ちを持って、受験に臨んだ者が合格できるのだと思います。
<バスケットボール部について>
バスケットボール部に関しては、期待通りのチームで、練習はきついけれど、そのおかげでこのようなまとまりが生まれているのだなと日々実感しています。
また、OBの方々の力強いサポートなど、バスケットボールに集中できる環境が揃っており、今年のインカレでは、是非優勝を狙いたいと思っています。
2006年度 一般受験一浪: 石井敬一
学部:総合政策学部
出身校:桐蔭学園高校
<志望動機>
私が慶應義塾大学を目指した理由は、大好きなバスケットボールができ、また勉強も疎かにしないでしっかりと取り組めることができると考えたからです。
他のバスケットの強豪大学であれば、部員のほとんどが「高校時代に優秀な成績を残した有名な選手」ということも少なくないのですが、慶應義塾のバスケットボール部は、「誰でも入部することができ」、また「努力次第では試合に出るチャンス」もあります。
こういった点が、私が大学でも本気でバスケットボールを続けてみたいと考えた際に、大きな魅力の一つとなりました。
入学後はもちろんバスケットボールだけではなく、学生の本業である勉強にも十分に力を入れていこうと考えていました。湘南藤沢キャンパス(SFC)は、教員と学生双方の意識が高く、私にとってとても刺激になります。まさに「半学半教」の精神を実践しているキャンパスだと実感しています。今は練習と授業の課題で忙しい毎日ですが、とても充実した楽しい生活を送っています。私は現在、スポーツビジネスというものに非常に興味を持っています。SFCの「先進的な語学と情報処理の学習」に合わせて、それを学んでいこうと思っています。
勉強だけができても、スポーツだけができても、私の人間的成長はないと思っています。私はそれらの両立を目指し、日々精進していきたいです。その上で、慶應義塾は申し分ない環境にあると思います。
<受験準備>
まずは、「学習を習慣づける」ことが必要です。私は、「1週間単位で学習スケジュール」をたて、それを「確実にこなす」ことで学習を習慣にすることが出来たと思います。学習時間の目安としては、「夏前なら週に60時間」「夏は70時間」「夏後~直前までは週80時間」もとれば十分です。
また、受験勉強は、「継続的な学習が行える」ように、「メリハリをつけて時には息抜き」も必要です。私の場合は、「集中できるお気に入りの勉強場所」を何箇所か見つけ、「集中力が切れたら、場所を変えて気分を変える」といったように、効率的な学習ができるように心掛けました。
やはり受験勉強においては、「学習の質と量」このどちらもが重要であると思います。
<バスケットボール部について>
私がバスケットボール部に入部して一番に感じたことは、部員全員が「バスケットボールに対して真撃な態度」で取り組んでいるということです。
チームのミーティングで話し合う場面を見て、部員一人一人の意識の高さを感じます。日々の練習においても、選手が常にゲームをイメージし、本番で練習の成果が発揮できるように工夫して行っているところが素晴らしいと思います。 また、私達が毎日バスケットボールができるのは監督を始めとするスタッフ・トレーナー、OBの方々の支えがあってこそです。
こういった「バックアップが万全な環境」にあるのも慶應義塾の強みの一つであると思います。