入試合格・内部進学体験記 - 体験記分類: 一般受験
2022年度 一般入試:中山璃音
学部:文学部
出身校:神奈川県立湘南高等学校
<志望動機>
私はなかなか志望校を確定できなかったのですが、高校3年生の春に私立文系として受験することを決めたと同時に、目標を立てるのならば高くしようということで、早稲田大学と慶應義塾大学のどちらかに合格できたらと考えを定めました。新型コロナウイルスの影響もありオープンキャンパスや三田祭に参加する機会がなく、私は受験日当日に初めて慶應義塾大学の敷地に足を踏み入れたのですが、その時以来「この大学に通いたい」という気持ちを強く持つようになり、合格後に迷わず入学を決めました。また文学部を選んだ理由としては、先輩方も述べられているように、幅広い分野の教養を学べるという点に惹かれたからです。将来の展望や長期にわたって携わっていきたいことが決まっていない私にとって、1年次に様々な内容の講義に触れることのできる文学部は魅力的でした。
<受験勉強>
受験勉強については参考程度に読んでいただけると幸いです。学習塾には高校1年生の初めから通い、英単語や古文単語といった基礎的な暗記はコツコツと進めていました。日本史の勉強は高校2年生の冬から始め、1回1回の授業で先生が話したことを全て暗記するということと、解答や単語を思い出すためのきっかけを多方向から作るという2点を特に意識していました。テキストに絵を書いたり、語呂合わせで覚えたり、というのが具体例です。高校3年生の10月に体育祭があったので、本格的な受験勉強を始めたのはその後からです。私は英語に苦手意識を持っていたので、とくに多くの時間を費やしました。その中でも音読は一番効果があったように感じます。授業で扱った長文の中で分からなかった単語の意味を調べ、また品詞に分けた構造分解で理解を深め、それを次の長文をもらうまで1週間音読していました。そうして基礎を固め、12月頃から赤本を使っての勉強を実践しました。ここまでつらつらと書いてきましたが、結局は1人で受かろうと思わないこと、先生やチューターに相談したり友達や家族と話をしたりすることが一番大切だと思います。
<バスケ部について>
私は大学でもバスケを続けようという気持ちをほとんど持っていませんでした。ですが、同期の知り合いに誘われて体験に行ったところ、コート外では優しく話しかけてくださった明るい先輩方がコートに入ると真剣にバスケに取り組んでいる姿に感銘を受け、入部を決めました。実際に入部してからというもの、練習中つねに声を出し仲間を鼓舞する、学生同士でプレーのアドバイスや指摘をする、チームのために何ができるかを考え行動する先輩方や同期の姿に日々刺激をもらい、自分自身の成長にもつながっていると感じています。その成長というのはバスケのプレー面ももちろんなのですが、人として精神面での成長が大きいです。素晴らしい環境の中でプレーができること、共に切磋琢磨する一生の仲間に出会えたことなど、入部から5ヶ月ほどしか経っていないのに既にいろいろなものが人生の財産となっています。これから4年間、さらに技術面や精神面でも成長し、自分もコート内外で刺激を与えられるプレイヤーになり、チームに貢献できたらと考えています。
2022年度 一般入試:今井楓子
学部:商学部
出身校:吉祥女子
<志望動機>
私は元々国立大学が第1志望であったため、文系ではあったものの数学を受験科目として使える学部を併願校として探していました。そこで見つけたのが本塾の商学部です。商学部のA方式は数学、歴史(私の場合は世界史)、英語の3科目で受験することができ、国立の2次試験で同科目を受験する予定だった私にとってはうってつけの腕試しの場でした。正直なところ、受験生時代の私は将来やりたいことなど全く見つかっておらず、商学部であることに強いこだわりはありませんでした。強いてあげるとすれば人文科学系の学問よりは社会科学系の学問の方が自分の性に合っているように感じたことくらいです。
明確に大学でやりたいことが決まっていない方は、私のように入試科目を重視することも選択肢の一つだと思います。大学は色々なことを学べる場であるので、自分が深く学びたいと思える分野に入学後にほぼ確実に出会えます。「早くやりたいことを探して学部を絞らなければ」と焦るよりも、「いかに自分の勝負したい科目で勝負し合格を貰うか」も受験校を決める上で大事だと感じたので、是非色々な学部の入試方式を調べてみることをオススメします。
<受験勉強>
勉強法は人によって合う合わないがあると思うので参考程度に読んでいただけると嬉しいです。
・英語
合否を決める要因は様々ですが、その中でも語彙力が大きなウェイトを占めているように感じました。単語帳は色々ありますが、あれこれと手を出すよりも自分に合うと思った1冊を完璧にするまで使い続けることが大事だと思います。文法は高校で推奨されていた『NEXTAGE』という参考書を使っていました(1冊で基礎~応用ほぼ全ての文法事項を押さえられるのでオススメです)。読解に関しては模試や過去問でとにかく場数を踏んでいくことを意識していました。
・数学
高校の授業で扱っていたプリント(色々な大学の過去問から先生が厳選したもの)を解く→苦手だと感じた範囲は青チャートで補う→もう一度プリントを解く、というサイクルで行っていました。11月くらいからはこのプリントを志望校の過去問に変えて行っていました。数学は範囲が膨大なので、苦手な分野に時間を割けるよう、早い段階での基礎固めが大事だと思います。
・世界史
授業で大まかな流れを掴み、そこから一問一答や用語集で細かい知識や単語を頭に入れるようにしていました。1回流れを掴んでからの方が単語や知識は頭に入ってきやすいと思います。また、これは私が高校の先生に言われたことなのですが、年号を覚えることも大事です。語呂合わせでもなんでもいいので覚えさえすれば、正誤問題、並び替え問題、流れを説明させる論述問題など色々な形式の問題で有利に働きます。
<バスケ部について>
私は小学校3年生のときにバスケを始めて以来、これまで多くの時間をバスケに注いできました。ただ思い返してみると小6のときは中学受験、中3のときは膝の怪我、高3のときは新型コロナウイルスの蔓延…と節目節目でバスケを我慢しなければいけないことが多かったとも感じました。大学でバスケをするかどうか迷っていましたが、体験のときに見た先輩方の真剣に練習に取り組む姿勢が忘れられず、「最後まで思いきりバスケを頑張りたい」と思い入部を決断しました。
入部当初は不安や戸惑いも多くありましたが、全員が1つの目標に向けて団結し、切磋琢磨し合えるこの環境に身をおけることが慶應義塾大学に入学して良かったと思える最大の理由です。
2022年度 一般受験:島本海丸
学部:総合政策学部
出身高校:正智深谷高等学校
<はじめに>
初めまして。現在、慶應義塾大学総合政策学部1年、並びに体育会バスケットボール部所属の島本海丸です。慶應義塾大学を受験する受験生の皆さんに、何らかの形で力になれればと思い、今回合格体験記を執筆させて頂きました。拙文ではありますが、最後まで読んで頂いて、受験生の皆さんに参考にしてもらえれば幸いです。
<志望動機>
私が慶應義塾大学への入学を志望した理由は2つあります。
1つ目は、総合政策学部・環境情報学部(以下SFC)の好きなことをとことん追求することができるカリキュラムや、先進的な内容を扱う授業に魅力を感じたからです。特に、それぞれの分野の第一線で活躍する教授たちのユニークな授業は、SFCでしか学べないことです。この先進的かつユニークな学習内容は、変わり物好きな私にとって大きな魅力に感じました。
2つ目は勉強に加え、小学校3年生から続けてきたバスケットボールに大学でも全力で取り組みたいと考えたからです。文武両道を高いレベルで体現する慶應義塾の体育会バスケットボールはそんな私の憧れであり、そこで活躍したいという気持ちから、慶應義塾大学の志望に至りました。
<各教科の勉強>
・受験学部…総合政策学部、環境情報学部
・受験科目…英語、小論文
現役での合格に至らなかった私は仮面浪人という形で、他の大学に在籍しながら1年間受験勉強に励みました。SFCを専願していたため受験科目は英語と小論文のみでした。現役の受験を終えた4月から塾に通い、英語・小論文共に、基礎の基礎から勉強しました。とにかく基礎を固めることを意識したため、過去問を解き始めたのは小論文で8月、英語は9月からでした。
・英語
SFCの英語は受験英語の中でもかなりレベルが高いです。海外の論文や新聞記事、教科書から直接文章が引用されるため、単語・文法ともに見慣れないものが多く、対策は必須でした。前述した通り、私は4月から塾に通いはじめ、8月までは文法の復習・定着に時間を割きました。その後9月からは過去問に取り掛かり、単語の学習も始めました。私は過去問に出てくる単語をベースに勉強しましたが、レベルとしては英検準1級レベルの単語を受験までに覚えておくと良いと思います。過去問は両学部7年分をそれぞれ3回ずつ解きました。1周目は実力を試し、2周目、3周目はわからない単語や表現をノートに書き記したのち、連続で9割を超えることを意識して、解いていました。復習は日を空けてやりがちですが、私はその日に解いた問題はその日にやることを意識していました。
・小論文
SFCの小論文はポイントを押さえながら、過去問をしっかりと学習することが必要不可欠です。特にSFCを第一志望にしている受験生は、小論文の対策は必須事項であり、出来るだけ早く対策を始めることが合格への鍵だと思います。私は英語同様に4月から文章を論理的に書く、論理的に読むという基礎から勉強しました。その後夏休みに過去問を一通り解き、SFC小論文の概要を掴み、出題に慣れることをしました。9月からは、SFCの理念である問題発見・解決やその他の適正について更に詳しく掘り下げ、過去問を行うことでスキルを磨きました。冬休みからは塾の合格答案を作成することと、比較的出題頻度の低いタイプの問題を解くことを並行して行いました。最終的には過去問を両学部約10年分解き、合格答案を10個作成しました。何年度の問題がどのような問題であったかを覚えてしまうほど問題を読み込んでいました。また自分なりに答案チェックシートを作成したりもし、あくまで論理的に回答していくことを心がけていました。
(直前期は1週間の予定を作成し、曜日ごとに回して勉強していました。)
<受験に向けて>
私が自身の経験から受験生の皆様にお伝えしたいことは3つあります。
まず1つ目は、志望校・志望学部をなるべく早く決めるということです。というのも私は、現役時に志望校を決めるまでに時間がかかってしまい十分な対策が行えなかった経験があります。特に部活動をやっていると、受験について考えることが、どうしても遅くなってしまいがちです。しかし、早い段階で志望校・志望学部を決め、それにあった対策・計画を定めることが合格への第一歩だと感じています。
2つ目は基礎を大切にして欲しいということです。私は自分が思っていたよりも基礎が伴っていないことに、塾に通い始めて気が付きました。そしてつまらないと思いながらも、半年間基礎を固め続けた結果、自分に自信が持て流ようになりました。また、そのお陰で点数が伸びていることも、後から実感できました。バスケットボールと同じく、地道にコツコツ、着実にやり続けることが最終的には大きな何かを成し遂げると、受験を通じて改めて体感しました。
3つ目は信用できる対策を、自分で選択することです。特にSFCの受験のように、内容が特殊な場合、様々な塾やサイト、YouTuberが全く根拠のない情報を、あたかも有益な情報のように語っていることが多々あります。私自身、ネットの受験情報を鵜呑みにしてしまい、失敗した経験もあります。それが本当に正しい情報かを見極めることは難しいことです。両親や信頼できる人に相談したり、体験授業に参加してみることで自分に合った対策なのか、本当に信頼できる対策なのかを判断してほしいと思います。
(基礎を大切に地道にコツコツ、着実に勉強することが受験において最も重要でした。)
<最後に>
拙い文章ではありましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。この記事を読んで慶應義塾大学、また体育会バスケットボール部に興味を持ち、入学・入部したいと思う受験生が増えてくれれば幸いです。最後にはなりますが、皆様の努力が報われることを心より祈っております。
2022年度 一般受験:有村悠希
学部:経済学部A方式
出身高校:川越東高等学校
<受験にあたって>
高校2年生のころ、部活の顧問の先生を通じて、体育会バスケットボール部のOBの方と話させていただく機会があったことが、慶應義塾大学に興味を持ったきっかけです。お話を聞いていく中で、学生が主体的にチームを作り上げることに魅力を感じ、体育会バスケットボール部に入部したいという思いで慶應義塾大学を志望しました。
しかし私の通っていた高校は例年、慶應義塾大学にほんの一握りしか合格者が出ず、また部活が夏休み中まであるため、慶應義塾大学への現役合格を目指すのは、かなりの覚悟が必要でした。そのため慶應義塾大学への現役合格を目標に据えてからは、自分で常にゴールとの距離を逆算し、合格には何が必要かを自分で考え続けていました。私は、志望学部を経済学部、商学部の2つに定め、これら2学部に受かるためだけに半年間勉強をし続けました。
<受験学部とその結果>
合格:経済学部A方式
不合格:商学部A方式、総合政策学部、環境情報学部
<受験戦略と勉強法>
まず、慶應義塾大学では多くの学部で英語の配点が最も高いので、英語の勉強に多くの時間を割きました。また数学は個人的に好きな科目であったため、数学にも力を入れて勉強していました。この英語と数学を受験教科の2軸とし、英語と数学をメインとして受験できる経済学部A方式を第1志望にしました。そして、慶應義塾大学の中では比較的対策しやすいと言われている、商学部A方式を第2志望としました。英語・数学とは対照的に、慶應義塾大学以外の大学は視野に入れていなかったので、英語・数学とは対照的に、慶應義塾大学の受験に必要のない国語などには一切時間を割きませんでした。
〈入試に使用した科目とそれぞれの対策〉
使用した科目:英語・数学・世界史・小論文
○英語
長文を速く正確に読めるようになること、和文英訳が高い水準でできるようになること。そして、自由英作文で自分の主張を明確に述べられるようになることを英語対策の目標にしました。夏から本番まで一番力を入れ続けたのは、長文の勉強です。夏休みでは少し時期は早いですが、経済学部の過去問にチャレンジし、設問のポイントを自分で考えたりする機会を設けました。また、慶應義塾大学の問題よりも、易しいとされる他大学の長文問題だけをスピード感を意識し、解いたりしていました。その後は、早稲田大学や慶應義塾大学のさまざまな学部の長文問題を、速く正確に解くという演習を繰り返していました。
和文英訳と自由英作文に関しては、12月以降に青本の解説を見ながら力をつけました。並行して、学校の先生に添削もしていただきました。経済学部の自由英作文は大きな解答用紙が配られて、好きなだけ書けるようになっています。少しテクニック的な話になりますがすべてを埋める必要はなく、少ない語数でも、設問の要求に従って書くことができれば高得点を獲得できるでしょう。
○数学
経済学部の数学の形式は個人的にすごく苦手で、最後まで苦労した部分です。苦手意識があったため、確実に正解しなければならない問題がどれなのかを短い試験時間で見抜き、効率的に点数を重ねられるようになることを目標にしていました。夏は何度か経済学部の過去問にチャレンジし、今の自分に不足している部分を考えたり、基礎的な問題集1冊を何回もやり直して、基本問題を習得したりしていました。
また秋以降には、経済学部の過去問で1問1問と向き合って、問題作成の意図を自分で考えたりしました。その際に出題糸のポイントをノートにまとめ、そのノートは本番まで何度も見返しました。他に、初見の問題に取り組む練習として他大学の問題も解いていました。
余談ですが、私は普段から計算ミスがものすごく多かったです。しかし、ミスの傾向を把握するなどし、経済学部の入試本番では解いた問題は1問もミスをしませんでした。記述部分は解けている人が少なく、私自身も3問しか解けなかったので、勝敗を分けるのは解いた問題のミスの少なさだということを改めて実感しました。
○小論文
経済学部の配点からして、重要度は高くないと考えました。設問の要求に答えることが肝心です。予備校の映像授業を受講して、自分なりの型を見つけて数年分の演習をこなしました。他の科目の対策に時間を割く方が有効的だと考えていました。
○世界史
この科目で商学部に落ちたといっても過言ではないくらい苦手でした。夏休みに通史全体の流れを把握し共通テスト模試の点数を50点ほど伸ばし、80点以上取れるようになったことは私自身成功したことでした。秋以降の用語や年号のインプットを徹底的に行うことで、さらに点数を伸ばすことができると感じました。
<受験生の頃の夏の1日>
私はこの時期に本格的に慶應の入試に向けた勉強を開始しました。しかし、勉強のスタートが遅いことには焦りすぎず、いろんな受験情報を参考に入試までの勉強計画を立て、夏休みにやるべきことを決めて着々と学力を伸ばしていくことを意識していました。そんな私が高校3年生だったころのある夏の1日を紹介します。
・6:20 起床
・6:50 自宅を出発 通学時間が長かったのですが高校2年生までに覚えた英単語ターゲットと英検準1級の単語帳をひたすら復習していました。
・8:00 学校到着 すぐに自習室に行き計画に沿って勉強を始めます。(この時期は学校で夏期講習がありましたが、必要性を感じなかったので受講せずに自分で勉強していました。)
・12:00 クラスや部活の友達と話しながら昼食をとります。(この時間が気分転換になりました。)
・13:00 部活
・17:00 部活終了 1時間ほど軽食と仮眠の時間をとります。
・18:00 通学路の途中にある塾の自習室に行き、午前の勉強の続きをします。
・21:00 勉強終了 すぐに帰宅します。
・21:45 帰宅 だらだらせず、入浴や夕食を取ります。
・23:00 その日に勉強したことの復習をしたり次の日の細かいスケジュールを立てる時間を30分ほど取ります。
・23:30 就寝
<最後に>
どんなに模試の結果などがよかったとしても、試験本番で点数を取れなければ合格できません。模試の結果に一喜一憂せず、試験本番で合格点を取ることが重要です。勉強面以外でも、12月以降は22:00に寝て6:30に起きるという生活を続け、コンディションを整えるように心がけ、無理なく勉強を継続してきました。
また、受験生には1点でも多く取るために最後まで諦めないでほしいです。私は経済学部入試本番の数学で勘で適当に埋めた問題を2問正解することができました。受験は辛いと感じることがあると思います。しかし、その経験もあって、私は慶應義塾大学での生活を楽しめています。また、体育会バスケットボール部は、ハードな環境ではありますが、選手、スタッフがそれぞれチーム内での役割を見つけながら学生主体で取り組むことができ、それを支援してくださる方がたくさんいるという素晴らしい組織です。拙い文章ではありますが、これを読んで一人でも多く、慶應義塾大学に合格し、体育会バスケットボール部に入部してくれたら幸いです。
2021年度 一般受験:橋本和隆
学部:文学部
出身高校:麻布高等学校
〈志望動機〉
私が慶應を志望した理由としては、部活動と学業を双方とも高いレベルで両立できること、これにつきます。体育会として個々人がそれぞれ目的を持ち、お互いに高め合いながら目標を達成しようとすることは、慶應で部活動をする大きな魅力と言えます。また学業の面でも研究を含め、多くの選択肢がある大学であり、漠然とした将来像しか持っていない自分にとっては最良の環境だと感じました。
〈各教科の勉強〉
・受験学部…文学部、法学部法律学科、商学部B方式
・受験科目…英語、世界史、小論文
国公立大学受験も視野に入れて考えていたこともあり、浪人の冬までに行なっていた慶應対策は十分とは言えませんでした。そのため12月以降は過去問を解いて問題形式に慣れること、時間配分の調整を行うとともに、これまで習得してきた知識を確実にするための勉強を中心に行いました。
・英語
浪人してもなお最後まで思うようにいかなかった科目です。読解スピードが遅く、商学部の受験ではそれがおそらく致命傷となってしまいました。読解スピードを上げようと色々なことを12月まで試しましたが、最終的には単語力の問題も大きいということに気づきました。それからは受験までは過去問をとくのを控えめにし、これまでやっていた単語帳(システム英単語)の復習ばかりをしていました。文学部受験では得意であった和訳がある、そして辞書を使えるということでなんとか間に合いましたが、万人におすすめできる方法ではないかもしれません。
・世界史
現役時、浪人時と通史はかなりやっていたので、ある程度は得意科目でした。しかし、用語にかなり抜けがあったため、12月から直前までは他大学、センター試験も含めた過去問で抜けを確認しつつ、一問一答の繰り返しを中心に勉強しました。結果として慶應の過去問を多くこなすことはしませんでしたが、知識はかなり定着したと思います。またただ暗記するだけではなく、簡単な図や年表を作成して自分なりに関連付けて覚えたことは役に立ったと思います。
・小論文
12月になるまでほとんど対策をしておらず、冬季講習で本格的に対策を始めました。そのため直前までひたすら過去問をこなし、小論文として書くことに慣れるようにしました。文学部、法学部ともに小論文といっても要約が大事になってくるので、もし時間に余裕があるようなのであれば、これまで現代文で扱った文章の要約や、難関国立大学の現代文に挑戦してみるのも意味があるかも知れません。
〈受験に向けて〉
自習室で勉強することを忌避してきた私ですが、12月以降は周りに人がいる環境の方が良いと思い、自習室で勉強しました。また受験はなるべく朝型の勉強スタイルにした方が良いと言われておりますが、夜型の勉強スタイルが最後まで抜け切らなかった身としてはセオリーに従った方が良いなと思いつつも、人それぞれで良いのではないかとも思います。
〈最後に〉
慶應義塾大学、そしてバスケットボール部は私が志望動機として上で書いたことをそのまま実現できる場所だと思います。この文章を読んで参考になったと思ってくださる方がいれば幸いですし、皆さんの努力が報われることを心よりお祈り申し上げます。
2021年度 一般受験:菊地康月
学部:総合政策学部
出身高校:洛星高等学校
<志望動機>
私が慶應義塾大学を志望した理由は2つあります。1つ目は、京都出身である私にとって関東の大学は非常に憧れで、そんな関東でも最難関のレベルで知られる慶應義塾大学で学んでみたいという単純な好奇心でした。2つ目は高校時代、コロナの影響で引退試合がなくなり、歯切れの悪い自分のバスケット人生を大学でもう1度やり通してみたかったからです。慶應義塾体育会バスケットボール部はスポーツ推薦制度がないにも関わらず非常に高いレベルで戦っていることに魅力を感じ、入学してバスケットをするなら慶應義塾大学しかないと決めました。
<受験準備>
私が受験したのは経済学部A方式・商学部A方式・法学部政治学科・総合政策学部の4つです。使った科目は英語・数学・世界史・小論文で、国公立や滑り止めも考えていなかったため全ての勉強時間を慶應義塾大学の受験に注いでいました。私は長いスパンで予定をガッチリ決めてしまうとズレてしまった時が大変なので、あえて1日の中でその日やるべきことを優先順位で並べてそれを毎日達成していくという形で予定を立てていました。ただ、予定の組み立て方は人それぞれなのでなるべく多くの人の意見を聞いて自分に合うものを見つけるべきだと思います。全体的に見ると、英語・数学・世界史の過去問は夏休みから解き始め、小論文は直前の1,2ヶ月前から一気に解きました。
<科目別対策>
まず英語は最も力を注ぐ必要のある科目で、自学習では参考書を夏までにひたすら解き続けました。順番としては、まず単語や文法、そのあと英文解釈、そして英作文を終えた後に長文という流れがオススメです。単語帳は基本的なもの1冊を3周ほどしてから、慶應義塾大学特有のマニアックな語彙が載っているものを2冊目として選び、その2冊を直前まで使い続けました。文法は、選択形式のものを数冊と1冊の文法書を用意し、問題集を解きながら文法書を辞書のように使いました。英文解釈や長文については私は2周したら次々と新しいものを用意していました。また、長文は既に解いて知っているその文章を自己採点した後に音読するということを心がけると、特有の超長文の速読の練習になるので是非やってみてください。学校や予備校の授業やその復習と並行して、これらの分野を夏までに終わらせておくと、かなりの力がつくと思います。夏以降の過去問の解き方ですが、慶應義塾大学の英語は分量が多く、時間配分を間違えると最後まで解ききれないということも起こります。初めは時間をオーバーして良いので集中力を切らさずじっくり問題と向き合うべきです。上記の自学習がきちんと出来ていれば解いているうちに自ずとスピードは上がってきます。そして過去問は点数ではなく復習が大事です。私は長文をコピーして段落ごとにノートに切り貼りして英文を解釈し、難しい単語や文章をその都度書き出して意味や構文を調べ上げました。このような過去問ノートを作って、本試験が始まる直前まで読み込んでいました。
次に数学ですが、これに関しては私立用の対策ではなく一般の国公立向けの勉強をするのが良いと思います。慶應義塾大学は数学もマーク形式でトリッキーな問題も多いですが、実際に問われているのはきちんとした基本的な数学力なので、総合模試や教科書、さらには共通テストなどの問題でも全てが練習になると思います。英語同様、数学も夏までに基礎・標準問題をやり込み、それなりのパターンを頭に入れた上で、夏休みから過去問を解きました。数学も時間配分が肝心で、私は過去問を大問ごとに分割し、1つ1つ時間を計測しながら解きました。その中で意識したのは、15分間手が止まってしまったら解答を見て復習に移るということでした。いわゆる捨て問の可能性もあるからです。直前期は1つの試験丸々を時間計測し、解き進めますが、大事なのは手が止まった問題に時間を割くよりも他の問題に移行すること、そしてページをめくって1番最初に解くべき簡単な問題を見極めることです。数学の復習は模試や教科書、過去問で分からなかったものを解法とともに公式や自身のコメントなどを、ノートにまとめ、試験に持っていきました。
世界史に関しては、私は学校の授業で学んだ通史をノートにまとめ、模試や過去問で新しい情報があるとそこにどんどん書き込んでいくという形式で勉強していました。しかしやはり慶應義塾大学の問題は情報量が多く、通常の模試や一問一答の問題集ではなかなかカバーができません。そこで重視すべきは過去問と用語集です。世界史の問題は分野が同じ場合、似たような形式で出題されるということもあり得るので、同レベルの他大学の過去問も含めてしっかり活用するべきです。そして用語集は、過去問の復習のための辞書としてしっかり使ってください。教科書にも載っていない予備知識が豊富なので、それを覚えるのではなくじっくり読み込んでください。また現代史も細かく聞かれるので日々の世界情勢にアンテナを張っておくことも大切です。
最後に小論文については、私は社会問題についてニュースでも新聞でも良いので見識を深めることが1番の対策になると思います。特に自分が受ける学部に関わる事柄は親や周りの大人に説明することができるくらいの知識があると有利だと思います。過去問ももちろん大切ですが、この科目は直前まで自分で色々と調べ続けることが重要です。また、小論文において最難関となるSFCの問題については、前置きの文章を時間を気にせず読み込んでください。SFCの小論文には非常に長い文章や数多くの図が初めに用意されています。しかしその中に、後の問題で発想のヒントとなるキーワードが必ずあるので、時間がないからと読み飛ばすことは禁物となります。
<直前期>
まず直前になって大事になってくるのはメンタルです。模試での判定がA判定でも落ちることはあるし、逆にE判定でも合格することはあります。後のことは考えず、今まで自分がきちんとやってきたという自覚があれば、どっしり構えていればいいと思います。試験当日は朝が早いので、朝早く起きて勉強し、夜は遅くならないうちに切り上げて寝るという生活スタイルに変える必要があります。勉強する場所については、私は直前期は自宅にこもって勉強していましたが、どうしても集中しきれないところがあったので結局最後の方は予備校の自習室に通ったりもしていました。1人でやっていても不安で、一緒に勉強している友達の顔を見て安心した覚えがあります。さらには試験慣れというのも必要かと思います。練習で共通テストだったり慶應より試験日程が早い他大学を受験してみるのも1つの手です。また過去問に関しては、私は新しい年の問題にチャレンジするのではなく今まで解いた過去問をもう1度解き直していました。それで解けるようになっているのであれば自信に繋がるし、解けなければ「こんな問題みんなどうせ解けへん」とある意味開き直っていました。試験直前については、私が予備校でお世話になった先生は「試験中は緊張をほぐせた人から合格していく」と仰っていました。どこの大学でも、受験を意識して勉強している以上、直前期を迎えるほとんどの受験生のレベルにあまり差はないと考えてください。全員が緊張している中、そこから脱した人が合格するのであって、賢さだけの勝負ではないということです。もちろん集中することは必須ですがあくまで体が固まらないようなマインドに自分をもっていくための期間が直前期だと考えてください。そのためには友達と話したり、外に出て散歩したり体を動かしたりするのも効果的だと思います。以上が私が直前期に実践していた過ごし方と考え方です。少しでも受験生の皆さんのお役に立てば幸いです。
<バスケットボール部について>
最後になりますが、本塾のバスケットボール部を少し紹介させていただきます。ここでは1人1人がチームに対する強い貢献意識を抱いて日々練習に励んでいます。選手もスタッフもひたすらチームの勝利に向かって一丸となって戦っており、その結束力が慶應バスケットボール部の大きな武器です。自分がどうしたら貢献できるのか、そういった存在意義を常に考えながら自身と向き合うことができるので、ハードな環境ではありますが充実した毎日を過ごしています。このような素晴らしい環境でバスケットをさせていただいていることに感謝しつつ、今の経験が今後の自分の人生の大きな糧となることを確信しています。
拙い文章ではありますが、これを読んで慶應義塾大学、さらには慶應義塾体育会バスケットボール部に少しでも関心をもっていただければ幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。
2021年度 一般入試:石倉史菜
学部:文学部
出身校:都立国立高校
<志望動機>
私はもともと私立文系を志望しており、その中でできるだけ上を目指して頑張りたいという思いから慶應大学を受験することにしました。文学部を志望した理由としては、将来やりたいことが具体的に決まっておらず、この学部なら様々な選択肢を広げられると思ったからです。文学部は、2年次の専攻選択に向けて1年生の時は色々な分野の授業を受けられるため、将来何をしたいのか明確に決まっていない人にはとても合っていると思います。実際にここまで授業を受けてきた私も、専攻選択に向けて少しずつやりたいことが定まってきたと感じています。私は、志望校を決める上で知り合いの先輩や塾の先生など沢山の方に相談したことがとても良かったと感じているので、これから決める人は色々な人の意見を聞いた方が良いと思います。
<受験勉強>
勉強法については人それぞれだと思うので、参考程度に読んでいただけると幸いです。受験勉強を終えた私が一番大切だと感じることは、基礎固めです。私は夏休みまでに基礎固めを終わらせることを意識して、日々の勉強スケジュールを立てました。私は、「システム英単語」(単語)、「頻出英文法・語法問題1000」(文法)、「ポレポレ英文読解プロセス50」(精読)などを英語の基礎固めとして使っていました。色々な参考書に手を出して中途半端になるよりも、これと決めた参考書を一つ完璧にする方がいいと思います。国語は、夏までに古文、漢文の単語や文法をしっかり覚えることがとても大切です。正直使う参考書は何でも良いと思いますが、私は学校で配られた教材を使って覚えていました。世界史は、まず教科書などを何度も読んでインプットし、夏休みくらいからアウトプットを始めました。アウトプットとして使っていたのが東進の一問一答で、これは基礎から応用まで一冊にまとまっていて勉強しやすいためオススメです。歴史科目は、単語の丸暗記ではなく、因果関係を頭に入れて「流れ」で覚えることが一番重要だと思います。受験勉強をしていると、周りの人が難しい参考書を使っていたりして焦ることもあると思いますが、基礎があってこその応用です。基礎固めを早めに終わらせて、+αの参考書や過去問演習に時間を使えるといいと思います。
<バスケ部について>
私は小学校から高校までバスケをやっていて、別のスポーツをしてみたいという思いもあったため、大学で体育会のバスケ部に入ろうとは考えていませんでした。ですが、同じ高校のシキさんから誘って頂いて練習体験に行ったり、どういう大学生活を送りたいのかを考えたりしたときに、やっぱりこの体育会でバスケを続けたいなと思うようになりました。最初は不安などもありましたが、今はレベルの高い環境の中でバスケをすることに楽しさを感じています。そして何より、本気でバスケと向き合い、目標に向かってひたむきに努力する一生の仲間と出会えたことをとても嬉しく思います。慶應義塾體育会女子バスケットボール部という、様々な面で自分を成長させてくれるこの環境で、仲間と切磋琢磨し合いながら充実した4年間を送りたいです。
2020年度 一般受験:熊野俊介
学部:理工学部 物理情報工学化
出身高校:湘南高等学校
誠に僭越ながら自己紹介させていただきます。
私、慶應義塾体育会バスケットボール部所属、理工学部物理情報工学科2年の熊野俊介と申します。体育会バスケットボール部では選手として活動させていただいております。何卒宜しくお願い致します。
はじめに、困難な世の中であるにも関わらず我々部員が日々練習に励むことができるのは、慶應義塾体育会バスケットボール部を支援してくださる多くの皆様による手厚いご支援の賜物です。この場を借りて感謝申し上げます。
さて、私は神奈川県藤沢市にある県立湘南高校から1年間の浪人を経て一般受験で慶應義塾大学理工学部に入学しました。現在は、横浜市にある実家から電車で通学しています。
このブログでは、私の受験生の頃の夏の1日と現在の慶應義塾体育会バスケットボール部の部員としての夏の1日を紹介します。
<志望動機>
私が慶應を受験した理由は、家から通える範囲で高いレベルの教育を受けられる大学であったためです。関東圏で理工学を十分に学べる環境が整っている大学は多くなく、慶應はその大学の中でも様々な点で優れていると感じたため受験しました。理工学部では1年次では学科が決められておらず、1年間学んだ上で成績に応じて自分の興味のある分野の学科に進級できる制度があり、その制度も自分にとって魅力的でした。
<受験生の頃の夏の1日>
正直なところ、受験生に楽しい夏休みはありません。受験生にとって夏休みはひとつの山場です。冬の入試に向けてまとまった時間が取れる期間なので、朝から晩まで勉強に励みます。つまらないかもしれませんが、そんな夏休みの1日を紹介します。
・6:30 起床。朝食をとり、身支度を済ませます。
・7:30 家を出発。電車で予備校に向かいます。電車では英単語などの紙とペンがなくてもできる勉強をします。
・8:15 予備校到着。その日にやることを大まかに決め、勉強を開始します。夏休みは主に前期の復習、模試に向けた勉強を行っていました。夏期講習がある日もあるので、その予習・復習などもしながら計画的に勉強を進めます。
・13:00 昼食。予備校には同じ高校からの友人が多くいたので、彼らと志望校の話や世間話などをしながら昼食をとります。息抜きも大切なので、予備校の周りを散歩したりもしていました。
・14:00 勉強再開。1日で最も眠い時間帯ですが、眠気に負けず勉強します。負けることも多々ありましたが。
・18:00 軽食。1日の終わりに向けて、もう1度スイッチを入れなおします。
・21:00 予備校を出発。
・21:45 帰宅。夕食を取ります。私は高校3年生の受験のときに、好きなものを食べすぎて10kg近く太ってしまったので、浪人中の夕食はサラダとプロテインのみでした。毎日この時間に30分ほど筋トレも行っていたので、受験後には少しいい身体になっていました。
・22:45 日中にやり切れなかった部分や暗記物などを寝る前に済ませます。
・24:00 就寝。寝不足は次の日の集中力などにも影響するので、6時間以上は寝るように心がけていました。
受験生の頃のノートは今でも大切にとってあります。
<現在の練習がある夏の1日>
浪人の夏休みとは打って変わって、今ではバスケの練習に励む夏を送っています。そんな夏休みの1日を紹介します。
・5:00 起床。朝食を取り、身支度を済ませます。
・5:35 家を出発。電車で日吉に向かいます。
・6:20 体育館到着。着替えを済ませて、ストレッチを行います。
・6:45 全体練習開始。
・8:30 全体練習終了。
・9:00 着替えを済ませて、同期とご飯を食べます。
・10:00 午後の練習まで時間があるときは帰宅しますが、あまり時間がないときは日吉生の同期の家で時間をつぶします。仮眠を取ったり、趣味に時間を費やします。この時間にウェイトトレーニングを行うこともあります。
・13:00 昼食。
・17:00 午後練開始。午後は主にシューティングなどの個人練習やセットの確認などを行います。
・19:00 午後練終了。
・20:00 帰宅。夕食を取ります。
・21:00 練習のビデオを見たり、ストレッチを行うなど次の日に向けて自分の時間を過ごします。
・23:00 就寝。次の日も早いので、少し早めに寝るように心がけています。
日によって、全体練習が午前中のみの日や午後のみの日もあります。練習時間はその時々によって変化するので、それにあわせて上手く自分の時間を作ってリフレッシュしています。
練習風景
<オフの日の過ごし方>
オフの日は練習の疲れを取りながら、リフレッシュすることを心がけています。家で趣味に時間を使うこともあれば、同期とドライブに出かけたり、高校や地元の友人と遊びに行くこともあります。オフを有意義に使うことは、練習でのパフォーマンスを上げることにもつながるので、大事に利用しています。
同期と海に行ったときの写真。時間があるときはよく海まで車を飛ばします。
<最後に>
いかがだったでしょうか?
受験生の頃と現在では、全く異なる生活を送っています。ですが、受験生のときに入試に向けてコツコツと勉強を頑張れた経験は今でも活きていると痛感しますし、これからの人生においても大きな財産となると確信しています。現在大学進学に向けて日々勉強に励んでいる学生も、その努力はいつか大きくなって自分に返ってくると信じて努力し続けてほしいと思います。
また、慶應義塾体育会バスケットボール部では、バスケットボール部の部員である前にまず慶應義塾大学の学生であるという理念のもと、部活の前に学業、そして自分がやりたいことも上手く時間を作って行うことができます。ハードな毎日ではありますが、充実感を得ながら日々成長を感じています。
拙い文章ではありましたが、このブログを読んで少しでも慶應義塾体育会バスケットボール部に興味を持ってくださった人がいれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。