入試合格・内部進学体験記 - 体験記分類: 一般受験
2013年度 一般受験: 金井堅介
学部:環境情報学部
出身校:横浜緑ヶ丘高等学校
<志望動機>
私が本塾を志望した理由は、“日本最高の学府”であるこの本塾で学問を追求したいと考え、またバスケットボールというスポーツに真剣に取り組むことの出来る環境が整っていると感じたからです。
私の出身高校は進学校であったため、入学した時から本塾に入りたいと何となく考えておりました。そこで、本塾を志望した理由は上記の通りですが、それ以上に本塾の練習に参加した際、先輩の方々のバスケットボールに対する真摯な姿勢を見て、このような先輩の方々ともう一度バスケットボールに取り組み、学生生活の4年間で本塾バスケットボール部の勝利のために貢献したいと考えたことが最大の理由です。
<受験準備>
本塾の入学試験は、どの学部も共通して英語の配点が高いのが特徴で、全体の約半分を英語が占めています。そのため、「英語の勉強を優先させる」ということは明らかです。
英語の受験準備として私が取り組んできたことは、まず、英単語・英熟語・英文法などの基礎を夏休みまでに徹底的に学習し、秋以降は長文対策を主に行いました。
私が、英語を学習する際に最も大事にしていたことは「音読」です。英単語集や例文集、または予備校の長文テキストなどを「繰り返し声に出して音読する」ことによって、英語特有のリズム感が得られ、英単語や英熟語の暗記も容易にできるようになります。身体を使って英語の学習を進めることが、肝要です。
特にSFCの英語は、量・質ともにかなりハイレベルな問題であるため、難しい参考書や問題集 につい手を出してしまいがちですが、「基本をしっかりこなす」ということが、一番の合格への近道です。
次に私は日本史選択でしたので、日本史の受験準備について述べたいと思います。本塾の入学試験の日本史は、基本が理解してさえいれば、点数は取れます。そのため、「なぜ」と「流れ」を理解し、暗記の量をどれだけ減らすことができるかがポイントです。一問一答などで用語を覚えることも重要なことですが、まず流れを理解してから細かい用語などを詰めていくことがなによりも大事です。また、本塾の日本史は、近現代の比重が大きいため 近現代の学習を入念にすることが肝要です。
最後に小論文ですが、私が小論文の受験準備として行ったことは、予備校の先生に過去問を添削して頂くということです。第三者からの客観的な視点から添削してもらうことにより、自分一人だけでは気づくことのできないような、間違いや指摘を頂く事ができます。
また、日頃から新聞やニュースなどに目を通し、小論文を書く際の知識を蓄えとくことも大事です。私は毎日、新聞記事の社説部分を切り抜き、通学の際読んでいました。
<バスケットボール部について>
本塾のバスケットボール部は、セレクションなどを行っておらず意志のある人ならば誰でも入部することができます。練習は週6日の練習で、春シーズン・秋シーズンとそれぞれ勝利という結果を求め日々練習に励んでいます。
日々厳しい練習ですが、1日の練習を乗り越えることに成長を実感できる素晴らしい環境です。先輩方も時に厳しく、丁寧な指導をしてくださる素晴らしい方々です。
「日本一」という目標は決して容易なことではありませんが、本塾バスケットボール部の部員であることを誇りに思い日々精進していきたいと考えております。
2013年度 一般受験: 金子 煕
学部:環境情報学部
出身校:鶴丸高等学校
<志望動機>
私は、高校3年間におけるバスケットボールをとても納得した形で終わらせることができなかったため、大学でもバスケットボールを続けようと考えていました。その上、私の通っていた高校は県内トップの進学校だったため、この高校に進学したからには学力も十分に高い大学に進学したいとも考えていました。
色々と調べた結果、両方の希望も実現させることが可能である環境は、「この慶應義塾大学だ」と思い受験することを決めました。
また、環境情報学部は、文系でも理系でも受験可能であり、そのため就職の幅も広いと聞いていました。よって、「将来どのような仕事に就職するのか?」とほとんど頭に浮かんでいなかった私は、文理問わない環境に身を置くことで、見識を深めて将来最適な職業を選択しようと考えました。
<受験準備>
私は、数学・英語・小論文で受験したのですが、正直、英語ですべてが決まると思います。
これは、慶應のどの学部においても共通に言えることだと思いますが、慶應の入試英語はとても難解です。「聞いたことも、見たこともないような単語」が、普通に出てきます。設問も英語で書かれています。
また、SFCの英語は、1000語前後の超長文であることも大きな特色です。英語対策は本当に大事で、特に赤本は絶対に解いておく必要があると思います。私は、赤本を3回解きました。
1回目は、早い段階で取り組みます。と言っても、私が最初に解いたのは10月頃です。解いて○付けだけしておしまい。2回目は、もう一度同じように解きます。私の場合では、12月頃でした。1回目に解いた時から、語彙力は単語帳などで勉強していれば必ず上がっているはずなので、分からない単語は減っていると思います。その中でも分からない単語や熟語を書き出し、「自分で調べ・覚える」という作業を行います。この時解説も軽く読みます。
3回目は、私の場合センター試験が終わったぐらいに解きました。そこで初めて解説を熟読し、まだ完璧に記憶しきれていない単語や熟語を再度記憶します。これで慶應の英語の傾向は、ほぼ理解できている状態に達することができるはずです。赤本の最初に書かれている対策と傾向を見ておくのもすごく大事です。
数学は、私が元々理系で数ⅢCまでやっていたということもあり、SFCの試験範囲が数ⅠA・数ⅡBまでなので、SFC入試対策としては、英語ほど細かくやりませんでした。各学校で使っている問題集を、1冊完璧に仕上げれば何の問題もないと思います。そして赤本は、ちゃんと解いておいてください。
小論文ですが、正直言って全く対策しませんでした。SFCにおいて配点の半分を占めるのですが、大事なことは「誰も思いつかないようなこと」を書く事だと思います。無駄に文法ミスや誤字脱字さえしなければ、多少小論文の型から外れていても、採点者が食いついて見てもらえば勝ちだと思います。多くの小論文を読んでいる採点者にとっては、斬新さこそ評価に反映するのではないかと思います。
最後に“勉強の不安”は、「勉強をすること」でしか解決することはできませんので、頑張ってください。
<バスケットボール部について>
本塾の体育会バスケットボール部は、インカレ優勝を目標に掲げて日々精進しています。そのため練習は非常に厳しいですが、日々困難に突き当たり、それを乗り越えていく達成感を味わうことができます。
仲間と共に自分が人間としても成長出来、勉学に勤しむこともできるため、良い環境であることは間違いありません。
2012年度 一般受験: 周東彩菜
学部:文学部
出身校:日比谷高等学校
<志望動機>
私は大学受験の際に、「大学で何を学びたいか?」、また「将来どのような職業に就きたいのか?」といったことが明確には決まっていませんでした。そこで、1年次に一般教養として幅広い分野の授業をとりながら、じっくりと専攻を考えることのできる本塾の文学部への進学を志望しました。文学部でありながら、生物や化学・数学といった理系の自然科学科目を学べる点は、慶應義塾大学の文学部の特長であり、志望する決め手となりました。
そして、本塾は半学半教という教えがあり、教える者と学ぶ者が互いに教え学びあう仕組みがあります。先輩と後輩、あるいは教授と学生の間で、自由に意見を述べ合うことができます。このような環境で学ぶことで自分を高めていきたいと考え、慶應義塾で学びたいと思いました。
また、文系理系を問わず様々な学部があり、4年間の学生生活の中で、自分とは異なる価値観を持った様々な人に出会うことができる点も、私にとって大変魅力的でした。そして実際に入学し、クラス内でも様々な専攻を志望している人に出会い話を聞くことができ、とても刺激になっています。
慶應義塾の目的で福澤先生が望まれたことに、「気品の泉源、智徳の模範」となり、かつ「全社会の先導者」となることがあります。将来どのような職に就いたとしても、その社会の模範となりリーダーとなれるような人間になりたいと考え、入学することを決めました。
<受験準備>
英語は、色々な教材に手をだすのではなく、学校や予備校で一度学習したものを何度も読んでいました。繰り返し読み直すことで、「単語が身についているか?」「確実に構文がとれるか?」といったことを、確認することができるからです。特に主語・動詞、文型を意識しながら読むことがポイントです。受験までに授業や予備校で学習したものを合わせて100回以上は読んだと思います。
受験直前には、英語に割ける時間があまりないので、一日一つでも、確認として英語の長文を読むことを習慣とするのがいいと思います。私は、予備校に通い始めた高校3年のときから英語の読み込みを始めましたが、早いうちから「一度やったものは確実にできるようにする」という習慣をつけた方が良いでしょう。
世界史は、まずは教科書を読み、出てきた用語を用語集で調べ、さらに資料集で図を見ることで少しずつ知識を増やしていきました。用語集を見れば、教科書には載っていない関連用語も掲載されているので、そこで同時に関連用語も読んで覚えてしまう方が良いでしょう。
また、自分の苦手な地域や単元ごとに年表を作って何度も見返すことも、有効な手段であると思います。世界史は、日本史に比べ覚えることが多く大変だと言われますが、私は「興味をもって勉強できるのは世界史だ」と思い、世界史を選択しました。受験に有利かどうかよりも、学びたいと思えるかどうかが、選択の決め手でした。
小論文は、突然書けるようにはならないので、週に1、2回の頻度で小論文を書いて、学校や予備校の先生に見てもらうと良いと思います。私は、要約が特に苦手だったので、過去問の要約の部分だけを解いて、先生たちに見て頂くこともありました。過去問に関しては6年分を解き、他には予備校での課題に取り組みました。そして、添削していただいたものはそのままにするのではなく、添削をもとに書き直しをすることが大切です。小論文の対策の上で重要なのは、とにかく書くことだと思います。
受験する年(1月以降)には、英語と世界史は毎日、小論文は少なくとも週に2回という割合で勉強していました。世界史は、深くやろうと思えばいくらでもできるので、一度始めると世界史ばかりとなってしまっていました。しかし、英語は読まない日があると内容がすぐに頭に入りづらくなってしまったので、とにかく毎日英文を読むということにこだわりました。
具体的に、「今日はここまで」「明日はここまで」など計画をたて1週間単位で調整日をつくると、無理せずしかも効率的に勉強をすすめることができると思います。
<バスケットボール部について>
女子バスケットボール部は、週5回3時間程度練習を行っています。私は入学前、大学の部活でバスケットボールをするのは、練習時間も長く負担が大きいだろうと考えていました。しかし、新入生向けに開かれていた練習会の雰囲気がとても良く、また、チームメイトたちと一緒に、バスケットボールを通して心身ともに成長したいと強く思ったので、入部を決意しました。
慶應義塾大学の女子バスケットボール部では、バスケットボールが好きで、上手くなりたいと思っている人が、中学・高校でのレベルに関わらず一生懸命に練習しています。また「文武両道」が慶應義塾大学のモットーである通り、授業は優先であるので、限られた練習時間の中で、個々が高い意識を持ち、切磋琢磨しながら、質の高い練習をしています。
今年度のチームの目標は「結果を出す」ということで、一人ひとりが練習の中の細かい部分から結果にこだわり、最終的にチームの勝利につなげられるよう日々頑張っています。
2012年度 一般受験: 桑原竜馬
学部:経済学部
出身校:厚木東高等学校
<志望動機>
私が、本塾を志望したのは高校2年生の冬ごろでした。きっかけは、志望校がぼんやりとしか決まっていなかった私に、本塾バスケットボール部の先輩が、本塾の受験を勧めてくださったことです。
私は、高校時代から勉強とバスケットの両立をモットーとして過ごしてきました。練習から帰ってきて疲れていても机に向かって勉強するようにし、試合前日も予備校の授業を受けていました。また私のチームは、僅かの差でインターハイ出場を逃し、私は高校バスケで燃え尽きることができずにいました。
そんな私にとって、文武両道の志を持つ集団である本塾のバスケットボール部は、とても魅力的でした。大学4年間、素晴らしい環境でしっかり勉強をして、伝統のあるバスケットボール部で日本一を目指したいと思い、志望しました。
<受験準備>
本塾の入学試験では、学部を問わず英語の配点が高いことが大きな特徴としてあげられます。私の第一志望であり、現在の所属学部でもある経済学部は、受験科目3科目の合計点の半分近くを英語が占めています。
そのため、本塾の入学試験を突破するためには、英語力を高めることは必須と言えます。また、本塾の英語の入試問題は長文問題が主に出題されますので、単熟語や英文法などの基礎を早めに固めて、なるべく多く長文読解の演習を行い、多読力・速読力を強化することが肝要です。そこで有効なのは、音読です。私は、その日に読んだ英文すべてを、寝る前に5回ずつ音読していました。毎日続けていくうちに、だんだん早く読めるようになるはずです。
私は、経済B方式の世界史受験だったのですが、歴史事項の浅い理解では太刀打ちできない問題が多いです。一問一答形式の知識を増やすことはもちろん、教科書を何度も読み込んで歴史の流れを頭に入れること、用語集のすみずみまで目を通して細かい事項まで覚えることなどが必要です。問題集は、色々なものに手を出すより、答えを覚えるくらい同じものを繰り返しやる方が良いです。
本塾の歴史の入試対策として最も有効なのは、過去問研究です。過去問研究を行うことで、どの時代・どの地域が良く出題されるかが、わかるはずです。よく出題される範囲を重点的にやることで、効率の良い対策ができます。
小論文に関しては、配点が低いため対策をせずに受験する人も多いと聞きますが、本塾が第一志望ならば、しっかり対策することをおすすめします。書き方さえわかってしまえば、得点源にできる科目なので、学校の先生に添削してもらうか、もしくは予備校の講座を受けると良いと思います。
最後に、どの科目にしても本塾の入学試験では、私立大学トップレベルの問題が出題されます。本塾を志望する受験生は、まず過去問に目を通し、自分の実力と入試問題との距離を知ることからはじめましょう。
入試問題を10年分以上分析することで、大学側が出題するパターンやクセなどがわかってきます。そうすることによって、「自分には、何が足りないのか?」「自分は、何を伸ばせばいいのか?」ということが、わかるようになります。それが受験勉強です。
私は、夏休みの終わりごろに国体の予選があったので、本格的な受験生になったのは9月からでした。他の受験生から比べると、圧倒的に遅いスタートです。そんな私が本塾に逆転合格できたのは、効率の良さを追求した学習だったからだと思っています。 当たり前のことですが、限られた時間の中で効率良く勉強し、最短距離を行くことが合格への近道です。
<バスケットボール部について>
本塾のバスケットボール部は入部試験などがなく、塾生なら誰でも入部することができます。
そのため、内部進学・AO入学・推薦入学・一般受験入学など、様々なタイプの人たちがいます。
いろんなバックグラウンドを持つ人たちが、日本一というひとつの目標に向かって日々練習に励んでいる。それが、本塾のバスケットボール部です。 練習中は厳しい先輩方も、練習後などは優しく接して下さります。オンとオフの切り替えがしっかりした環境なので、毎日充実した時間を過ごすことができます。
日本一を目指して、これからも頑張っていきたいです。
2009年度 一般受験: 桂 竜馬
学部:法学部政治学科
出身校:都立国立高等学校
<志望動機>
私は、高校2年生までは国公立大学を目指そうと考えていたのですが、3年生で引退を迎え高校生活を振り返った時、大学でも本気で、そして最高の環境でバスケットボールを続けたいと強く思いました。
本塾のバスケットボール部は、前年度のインカレ優勝チームであり、高いレベルの環境であることは間違いないことに加え、実績に関わらず努力をすれば誰にでもチャンスが巡ってくるチームスタイルは、高校であまり実績を残せなかった私にとって非常に魅力的なものでした。
また、勉強面に関しても、本塾には国公立大学に引けを取らない環境が整備されています。語学を中心に、学部にとらわれず様々な分野の授業を履修することができ、文武両道を体現するには、一番やりがいのある大学であると確信しました。
私は、将来就きたい職種や職業に関して具体的なイメージがまだ見つけられずにいたのですが、私が在籍している法学部は、法学のみならずあらゆる分野の学問を勉強できるシステムになっているという特徴があります。例えば、生物や化学といった自然科学分野や数学や統計学のような理系分野も、全員が履修できるようになっています。
4年間の大学生活を通じて豊富な教養を身につけ、興味のある学問を見つけ、自分のやりたいことを見つけられる場所であると思い志望しました。
<受験準備>
本塾の法学部の一般入試は、非常に難易度が高く、念入りな準備が必要になります。 具体的には、過去問を通じて例年の傾向や問題の雰囲気をつかむことが、一番大事だと思います。法学部はもちろんですが、他学部の過去問を解いてみるのも力をつける手段のひとつでしょう。
国公立大の受験勉強だと、様々な教科を浅く広くバランスよく勉強することが大切かと思いますが、受験科目が限定される私大入試は、「その分ひとつの教科で要求される知識量」は多くなります。私が本塾に志望を変更してからは、「細かい説明が施されている用語集」などをより多く用いて勉強するようしました。
私が受験した英語や歴史の入試では、深い学力を問われるのが本塾の特徴です。
英語に関しては、「速読する中での読解力や要約力」が試されます。その能力を培うには、問題演習が一番効率的です。細かい文法や構文などを覚えるより、問題文の主張や流れを読み取れるようにならなければいけません。
その際には、色々な参考書に手をつけるというやり方ではなく、本塾の過去問や一部の参考書のみを解いた方がいいと思います。その代わり解いた過去問については、徹底的に突き詰めることが大切で、わからない単語は、全て調べ文脈を理解できるまで何回も問題を読み返すといいでしょう。より実践的な勉強を通じて、本番に直結する能力を身につけてください。
歴史の試験では、「基本的な事項から細かい情報まで幅広い知識」が要求されます。教科書や参考書を用いて、あらゆる記述に注目しながら勉強を進めるといいと思います。
私は、世界史を選択したのですが、ひとつの効果的な勉強法として出題されやすい地域ごとの年表を、自分で作成するということを実践していました。
中国や西欧といったメジャーな地域はもちろん、中南米・アフリカ・中東などについての細かな事項、「特に、現代史における地域紛争」など「普通の受験生はなかなか手がまわらない分野」まで網羅することで、他の受験生と差をつけられると思います。
小論文は、「法の在り方や現代社会の社会構造など法学的な考え方」のみならず「社会学的な思考力」も試されるものであると思います。
与えられたテーマに関して、「自分の主張を明確に伝える能力」が必要であり、「論理展開や主張の説得力」もしっかりしていなければいけません。
この教科もやはり実践的な演習が必要で、過去問を解いて必ず学校の先生や塾の講師など「文章を見慣れた人に添削」してもらい、客観的な意見をもらってください。
そして何より効果的なのが、一般受験を体験した先輩に話を伺うことです。
私自身、同じ高校の先輩のうち一般受験で法学部に入学した方に色々なアドバイスを頂き、非常に効率の良い勉強ができました。自分の周辺で慶應義塾大学法学部の先輩を探して、様々な情報を得てください。
<バスケットボール部について>
現在バスケットボール部は、A・Bで分離せず全員で練習を行っており、一体感を感じながら充実した練習を積み重ねています。
「自立から勝利へ」のスローガンの通り個人の意識が非常に高く、自分の役割を模索しそれを全うするために日々全力で活動している印象を受けます。リーグ制覇やインカレ連覇など高い目標を掲げるチームであり、意志と意欲次第で他の環境では得ることのできない体験や充実感を経験することができます。
バスケットボールの技術のみならず、人間力や社会性の著しい向上を図れる場所だと思います。
2006年度 一般受験一浪: 石井敬一
学部:総合政策学部
出身校:桐蔭学園高校
<志望動機>
私が慶應義塾大学を目指した理由は、大好きなバスケットボールができ、また勉強も疎かにしないでしっかりと取り組めることができると考えたからです。
他のバスケットの強豪大学であれば、部員のほとんどが「高校時代に優秀な成績を残した有名な選手」ということも少なくないのですが、慶應義塾のバスケットボール部は、「誰でも入部することができ」、また「努力次第では試合に出るチャンス」もあります。
こういった点が、私が大学でも本気でバスケットボールを続けてみたいと考えた際に、大きな魅力の一つとなりました。
入学後はもちろんバスケットボールだけではなく、学生の本業である勉強にも十分に力を入れていこうと考えていました。湘南藤沢キャンパス(SFC)は、教員と学生双方の意識が高く、私にとってとても刺激になります。まさに「半学半教」の精神を実践しているキャンパスだと実感しています。今は練習と授業の課題で忙しい毎日ですが、とても充実した楽しい生活を送っています。私は現在、スポーツビジネスというものに非常に興味を持っています。SFCの「先進的な語学と情報処理の学習」に合わせて、それを学んでいこうと思っています。
勉強だけができても、スポーツだけができても、私の人間的成長はないと思っています。私はそれらの両立を目指し、日々精進していきたいです。その上で、慶應義塾は申し分ない環境にあると思います。
<受験準備>
まずは、「学習を習慣づける」ことが必要です。私は、「1週間単位で学習スケジュール」をたて、それを「確実にこなす」ことで学習を習慣にすることが出来たと思います。学習時間の目安としては、「夏前なら週に60時間」「夏は70時間」「夏後~直前までは週80時間」もとれば十分です。
また、受験勉強は、「継続的な学習が行える」ように、「メリハリをつけて時には息抜き」も必要です。私の場合は、「集中できるお気に入りの勉強場所」を何箇所か見つけ、「集中力が切れたら、場所を変えて気分を変える」といったように、効率的な学習ができるように心掛けました。
やはり受験勉強においては、「学習の質と量」このどちらもが重要であると思います。
<バスケットボール部について>
私がバスケットボール部に入部して一番に感じたことは、部員全員が「バスケットボールに対して真撃な態度」で取り組んでいるということです。
チームのミーティングで話し合う場面を見て、部員一人一人の意識の高さを感じます。日々の練習においても、選手が常にゲームをイメージし、本番で練習の成果が発揮できるように工夫して行っているところが素晴らしいと思います。 また、私達が毎日バスケットボールができるのは監督を始めとするスタッフ・トレーナー、OBの方々の支えがあってこそです。
こういった「バックアップが万全な環境」にあるのも慶應義塾の強みの一つであると思います。
2005年度 一般受験一浪: 鈴木惇志
学部:法学部政治学科
出身校:県立仙台第二高校
<志望動機>
私は、将来外交官として国際社会で活躍したいと考えているのですが、その上で慶應義塾大学の法学部政治学科は他の大学と比較して最も充実した環境であると強く感じました。
特に四年間を通して外国語の学習が可能な点と、国際公務員育成の指導を行う司法研究室の存在は、私にとって非常に魅力的でした。
また、社会の各方面で活躍する有能な人材を数多く輩出していることから、私自身もそうした人々を育んだ雰囲気の中に身を置いて、自分を高めたいと考えたのもこの慶應義塾を志望した大きな理由の一つです。
中学・高校と私が常にモットーとしてきたものとして、「文武両道」があります。 その下で私は、「勉学とバスケットボールの両立に励み」、自分を高めてきました。 ですからこの慶應義塾においても私はその両立を実践し、苦労しながらもそれを乗り越えていくことで、国際社会で活躍できる自分というものをつくりあげていきたいです。
<受験準備>
受験対策としては、慶應の受験に必要な英語・世界史を中心に、国公立大受験を視野に入れて5教科7科目を勉強しました。 特に世界史は得意科目でもあったため、慶應受験における一つの武器にしようと、参考書や用語集の隅から隅まで勉強しました。
一方で毎週日曜日の午後には、バスケットをしたり買い物に出掛けたりするなどして息抜きをし、継続的に勉強ができるように心掛けました。
<バスケットボール部について>
バスケットボール部に入部してまず感じたのが、チームの全員が勝利に対して非常に高い意識を持っているということでした。 特にサークルやミーティングなどでチームの状態について話し合っている場面を見て、部員一人一人の意識の高さを感じました。
また同時に、練習メニューやトレーナーの方々の様々なバックアップなどから、この慶應義塾体育会バスケットボール部は、「努力すればいくらでも上手くなることが可能な環境にある」と強く感じました。