入試合格・内部進学体験記 - 体験記分類: 2017年
2017年度 内部進学(志木高):前田 琉我
学部:経済学部
出身校:慶應義塾志木高等学校
〈入部動機〉
志木高の先輩からの電話がきっかけで入部しようと決意しました。もともと私は、高校の部活引退後、バスケには一切関わらないつもりでした。関東大会出場を目標に日々の猛練習に取り組んでいた高校生活。しかし、結果は出場することができず、この時点で、自分の中で何かが抜け落ちてしまいました。最後の大会ではメンタルボロボロの状態で、試合に出る時間は試合開始の5分程度になり、「高校でバスケはおしまい。」と決めていました。引退後は教習所で運転免許を取ったり、バイトをしたり、バスケ漬けの生活から離れていました。そんな中で、大学では何をやろうか考えて、資格試験を受けてみたり、留学説明会に行ってみたりしました。しかし、どれも続かなく、本当にやってて楽しいのだろうかという疑問が湧き、物足りなさを感じていました。そこで、今まで一番熱中して取り組み続けてこれたのはバスケだということに気づき、当時入部するつもりはなかったのですが、参考程度に体育会の先輩方に相談しました。その時の話の中で「今まで OB の方たちに支えてきてもらっていて、お前はその恩をバスケで返さないでどうするんだ?!」という志木高のある先輩から電話で言われた時に、もう一度仲間と共に鼓舞し高め合い、本気でバスケットボールをして応援してくれる人たちの期待に応えたいと思い、入部しようと決めました。
〈入部までの時間の使い方と準備〉
私は、高校での引退後、大学入試がない内部生の特権を活かそうと思いました。運転免許を取ったり、友達とたくさん旅行に行って遊びつくしました。この期間は、大学生になるまでに自分は何をやりたいのかを真に考えることができる期間だと思います。バスケ一色の生活から一度離れて、友達と今までに経験したことのない経験をすることで様々な価値観に触れ合うことができます。また、大学入学後にいろんなサークルに行ってみて、自分が本当は何がやりたいのかを考え抜くこともお勧めします。私も色々なサークルの新入生歓迎会に行ってみて、やっぱり自分に合ったものは体育会だと再認識することができました。本塾体育会は、他大学と違い上手い人だけが入部を許されるというような制度ではなく、入部したいと思えば、誰でも入部することができます。内部生の皆さんは、大学入学後でも焦らずじっくり考えてみてください。
〈バスケットボール部について〉
他大学と違って上手い人だけが入部できるという組織ではなく、誰でも入りたいと思えばいつでも入れる部活です。ですがその中で、一人ひとりがチームの勝利の為に最大限の努力をする必要があります。そこでのお互いの衝突や問題等が発生することはありますが、それと同時に、仲間同士で真摯に向き合い、サポートしあう環境があります。
大学 4 年間をバスケットボール部で一生懸命打ち込みたいという人はやってみる価値はあると思います。
2017年度 AO受験I期B方式:甲谷勇平
学部:環境情報学部
出身校:東山高等学校
<志望動機>
私は、将来ウェアラブルセンサとスマートフォン等のアプリケーションを連携させ、特に高齢者・肢体不自由者等の歩行困難者の傷害予防と安全で安心な移動をサポートする会社を設立したいと考えています。
そして、私の出身地である京都府には、国内外から多くの観光客が来訪し、その中には高齢者も多数います。そこで、移動の安全性を確保する事で高齢者の観光客を増やし、さらには高齢者だけでなく外国人観光客を増やす事で日本の経済成長に貢献できると考え、傷害予防システムと移動案内システムを京都観光にも導入しようと考えています。
このような目標を実現するためには、様々な分野の知識が必要になってきます。その様々な分野の学問を、一つの学部で高い水準で学べる環境が慶應義塾大学環境情報学部には整っていると考えました。
また、私はレベルの高い関東でバスケットボールがしたいと考えていたため、高い水準で勉学とバスケットボールを実践し、文武両道を体現することができる慶應義塾大学環境情報学部を志望しました。
<受験準備>
SFCのAO受験は、1次書類審査・2次面接があります。
まず私が受験準備を始める際に取り組んだことが、「ネットや雑誌等でSFCに関する事柄を全て読む」ということでした。つまり、SFCを隅々まで理解するということです。
1次書類審査の中で、最も重要であるのが志望理由書です。志望理由書については、できるだけ時間をかけ、じっくり内容を吟味する必要があります。2次面接の際、志望理由書の内容をさらに深く質問されるため、志望理由書にはできるだけ時間をかけ、丁寧に作成することが重要だと思います。
内容としては、「なぜ、SFCでないといけないのか?」「なぜ、他の大学ではダメなのか?」「SFCでどんなことを学びたいのか?」といったように、SFCと他の大学を差別化し具体的な学習計画まで書かなければいけません。
私は、高校1年生の時にSFC受験を決意したため、じっくりと志望理由書の準備に取り組む時間がありました。その分、質の高い志望理由書ができたのではないかと考えています。
次に2次面接は、志望理由書の内容に関して、さらに深く追求する質問が30分間実施されます。面接では、志望理由書で書いた内容に対してさらに専門的な知識・関連する多くの幅広い知識が必要になってきます。
私の場合、とにかくネットや新聞・雑誌・書籍をたくさん読みました。図書館に1日こもっている時もありました。とても大変な作業ですが、この時に目にした文字や文章が、実際に面接で役に立った場面が多々あったので、大切な受験準備だと思います。
そして、面接練習は回数を重ねる必要があります。多く面接練習したほど自分の弱点や課題が見えてき、それが自信につながり、面接の際堂々と発言できるようになります。
<バスケットボール部について>
本塾のバスケットボール部は、個人で勝負するチームではなく組織力で戦うチームです。スター選手が少ない分、チームの結束力で戦います。
そのため、泥臭い部分の徹底を追求しています。「ディフェンス・リバウンド・ルーズボール」といったように、派手なプレーではなく、地道な努力をするということです。
私は、そういった数字に表れない部分を徹底的に追求する本塾のバスケットボールが好きです。
また、先輩と後輩の仲がとても良く、気軽にコミュニケーションが取れることも大きな特徴だと思います。
2017年度 AO受験II期A方式:寺部勇佑
学部:環境情報学部
出身校:洛南高等学校
<志望動機>
私は将来、故郷の愛知県岡崎市を拠点にスポーツトレーナーの育成・派遣会社を起業したいという夢があります。
その中で、障がいを抱えた方々へスポーツの楽しさを伝えるとともに、次世代を担う選手を育成・サポートし、更に増加が見込まれるシニア世代に対しては、健康トレーニング指導に加えメンタルトレーニング指導ができるトレーナーによる意思疎通を図るというシステムを構築する事で、地域スポーツの活性化・岡崎市から地域の健康づくりモデルを、日本全体へ発信していきたいと考えています。
この夢を実現するためには、起業・会社経営・IT・スポーツ・地域政策といったような幅広い分野を学ぶ必要があるため、文理融合型である慶應義塾大学環境情報学部を志望しました。
また、私は「文武両道」がモットーであり、慶應義塾体育会バスケットボール部は、競技・学業と双方が高いレベルにあるため志望に至りました。
<受験準備>
私は、AO入試I期の二次面接で不合格でしたが、II期で合格することができました。
受験準備において、一番重要なのは「なぜ、SFCでなければいけないのか?」「何を学びたいか?」「将来、何をしたいか?」という動機を、明確化することです。
私がI期を失敗した原因は、自分が取り組みたいことへの動機が明確化できてなかった上に知識が乏しく、面接官に「SFCじゃなくてもできる」と言われてしまいました。
そのため、SFC AO受験を考えている受験生は、「最初に自分の将来やりたいこと」を明確化した上で、SFCでなければならない理由やSFCの特色に結びつかせていくというのが重要です。
一次試験は書類審査によって、合否が決まります。書類を作成する上で、一番重要なのは志望理由書です。
志望理由書は、二次面接でも深く聞かれるので、志望理由書の作成に一番時間を確保するべきだと思います。
また、志望理由書を考える上で、マインドマップの作成をお勧めします。
将来やりたいことを中心において「そこで何をしたいのか?」から「それを実現する」ためには「何を学ばなくてはいけないのか?」を網目状に書き、繋げていくことで全体像がはっきりしてきます。頭で考えるより、書いて頭の中を整理していくことが大切です。
上記を実践したら、二次面接の準備をスムーズに進めることができると思います。
二次試験の面接は、約30分を3人の面接官と行います。
志望理由書の中から細かく質問されるので、自分の志望理由の内容を理解し、細かく話せるようになるために、友達や先生を捕まえて多く練習したほうがいいと思います。
また、私がII期の面接を受けた際に「なぜI期で落ちたのか?」「どういうところを改善すべきだったか?」といったような自己分析についても質問されたので、I期を失敗してII期を受けようと考えている方は、このような質問に対しても準備しておいた方が良いかもしれません。
面接で私が一番困ったことは、言いたいことがうまく言葉にできないということです。この対策は、学校の先生や友達・親など多くの人と面接練習した事です。
本番では、練習でやってきたことと「慶應義塾になんとしてでも入学したい」という熱意をぶつければ、結果はついてくると思います。
<バスケットボール部について>
本塾のバスケットボール部は、伝統である堅守速攻をスタイルとし、部員全員で勝利という目標に向かって日々バスケットボールに取り組んでいます。
また、部員一人一人が役割を持ち「自分にできることは何か?」ということを追求し、練習からとても質の高いものになっています。
日常生活では、先輩後輩が気軽にコミュニケーションを行なっており、充実した大学生活を送ることができています。
2017年度 一般受験:岩片悠馬
学部:環境情報学部
出身校:広尾学園高校
<志望動機>
幼少期から父親の影響で慶應義塾大学キャンパスに行く機会、また、慶應の絆の深さを感じる機会が多かったため、受験を考え始めた時にまず志望校として上がった大学が、慶應義塾大学でした。
私は、SFCの他に例を見ないほど多様な研究分野を扱っていているという特徴と、第二外国語教育に力を入れている点に魅力を感じました。
時代の変化とともに新しい研究分野が増えてきているので、SFCで多様な分野について学ぶことで自分の領域を広げることができると考え、数ある学部の中から環境情報学部を第一志望に決めました。
<受験準備内容(AO・一般受験共に)>
高校の部活を引退してから本格的に受験勉強に取り組み始めたため、周囲の受験生に比べて勉強できる時間が少なく、いかに効率的に合格できるだけの能力を身につけられるかを考えて受験勉強に取り組みました。
私のSFC受験科目は、数学・英語・小論文です。
英語の勉強は、とにかく長文の問題を解く練習を繰り返し、それと同時に単語を覚えることを行いました。もちろん文法の勉強もしましたが、ほとんどの時間を長文と単語に費やしました。
数学については、一見変わった問題が多いので、過去問をいくつか解きましたが、ほとんどの問題が、解法自体が特殊なわけではなかったので、一般に売られている問題集で対策出来ました。
小論文は、多少の知識は必要ですが大量の知識が必要な訳ではなく、『考えること』が大切だと聞いていたため、むやみに知識を増やすことはせず、まず問題を解く前に書き方を身につけることから始め、書き方を学んだ上で過去問を何度か解いて練習しました。
小論文にはあまり多くの時間を使えませんでしたが、慌てずに点数につながる書き方を学ぶことに時間を使うことで、短時間で対策ができたと思います。
<バスケットボール部について>
本塾のバスケットボール部は、学生主体となっていて、個々が常に目標を持ち、バスケットボールに真剣に取り組み、考えることが大切となっています。
また、学業にも重きを置いているため学業が疎かになることもなく、文武両道に努めることができるため充実した大学生活をおくることができます。
2017年度 自主応募推薦:須藤史帆
学部:文学部
出身校:平塚江南高等学校
<志望動機>
私は将来、国際社会に自ら情報を発信できる人間になりたいと思い、大学において深い教養を身につけ、しっかりと自分の意見を持てるように勉強したいと考えていました。
そのため1年次では専攻を決めず、幅広い分野を勉強できる慶応義塾大学の文学部を志望しました。また、本塾の文学部は語学の勉強が充実し、国際社会の中で役に立つ勉強ができると思いました。
慶応義塾大学の学生はレベルが高く、様々な考えを持つ人々の中で毎日刺激を受けながら学ぶことができています。
<受験勉強>
私は、文学部の自主応募推薦で受験しました。この試験は、和文英訳と小論文や要約問題が合わさった出題による入試です。
私は、この中でも和文英訳の対策に力を入れ勉強しました。元々英語が苦手だった私は、英語の基礎を固めるところから始め、英単語の暗記や基本文法を中心に勉強しました。
慶應の和文英訳のレベルは高く、どう訳したらよいか分からない表現だらけでしたが、自分で分かりやすく言い換えていくように意識しました。演習として国公立大学の英訳問題にも挑戦し、自分の使える表現を増やせるように勉強しました。
また、私がこの入試を受けようと決めたのが試験の一か月前で、あまり対策に時間をかけることができませんでした。だからこそ自分なりにこの入試を研究し、効率よく勉強することを意識しました。
一般試験の勉強と並行して自主応募推薦入試の対策をするのは簡単なことではありませんでしたが、限られた時間で集中して勉強をするよう心掛けました。
<バスケットボール部について>
私は入学当初、体育会の女子バスケットボール部に入部しようと考えていませんでした。しかし練習見学に行った際、全員が真剣に練習に取り組んでいる姿勢やチームの雰囲気の良さに魅力を感じました。
そして、高校の時に不完全燃焼で引退してしまった悔しさを思い出し、女子バスケットボール部に入部してもう一度本気でバスケットボールをやろうと決意しました。
体育会に所属することによって自由な時間が減り、周りの大学生よりも負担の多い生活になりますが、大好きなバスケットボールと真剣に向き合い、一生懸命練習できる環境があることはとても幸せなことだと感じています。
もちろん辛いこともたくさんありますが、切磋琢磨できる仲間と高め合う毎日はとても充実しています。
2017年度 指定校推薦:足立はな
学部:法学部法律学科
出身校:聖心女子学院高等学校
<志望動機>
私が、慶應義塾大学の受験を決めたのは、「社中協力」という理念に強く感銘を受けたからです。家族・親族に塾員が多数いた私は、幼い頃から慶應という環境に馴染みがありました。その中で、卒業から何十年が経過しても何かあれば学年・学部の壁を超えて互いに連絡を取り合う「社中協力」の精神を目の当たりにし、その繋がりの強さに魅力を感じました。
そこで、私自身も今後の人生を大きく左右するであろう4年間の大学生活を、このような強固な人間関係の中で過ごしたいと感じ、本塾の受験を決意しました。
そして、法学部法律学科を志望したのは、法律に強い関心を持っていたためです。私は、以前より「ことば」に興味があり、ことばと人間の関係について考えている中で、いわゆる成文法と言われる「ことばを用いた文章の形態で定められる法律」に関心を抱くようになりました。
ことばを使って明確にするからこそ、その意味内容がわかりやすくなる一方で、ことばにはやはり一定の限界があり、かえって指し示す範囲が曖昧になり、様々な解釈上の問題が現れます。この難しさについて、私は強く関心を持ちました。
そして、人間社会のあらゆる規則・規範となっている法律こそ、ことばと人間の関係を強く表しているのではないかと考えるようになり、ことばを用いて定められるが故に法律が抱える問題や奥深さについて深く知りたいと感じ、本学科を志望しました。
<受験勉強>
私は、最終的には指定校推薦で入学しましたが、FIT入試・一般入試も視野に入れていたため、その勉強も同時に進めていました。
FIT入試の勉強としては、主に小論文の過去問を解いていました。その過程で、問題のテーマに関連する時事問題や日本史・世界史の知識を身につけ、2次試験の面接やディスカッションの対策も進めるよう努めていました。
また、一般入試に向けた勉強は、英語にも力を入れていました。英語の語学試験を定期的に受けることでモチベーションを高めながら、自分で計画を立てて単語の暗記や長文読解演習を行っていました。
そして、指定校推薦のためには学校内での学業成績が重要なので、学校での勉強を疎かにしないよう日々授業の予習復習を欠かさずに行っていました。
私の高校では、部活の引退が高校3年生の8月末と遅かったため、部活動と勉強の両立は容易ではありませんでしたが、登下校中などの隙間時間を利用して勉強を進めていました。
<バスケットボール部について>
私は、中高6年間バスケットボールに打ち込んできた中で、チームスポーツでしか味わえない、仲間と互いのミスをフォローし合い、共に勝利を目指す楽しさを強く感じました。
また、バスケットを続けるなら遊び・趣味程度ではなく、本気の仲間と共に本気でバスケットに取り組みたいと感じていたため、伝統ある慶應義塾體育會のバスケットボール部への所属を検討していました。
しかし、私の通っていた高校では練習が週に2回しか出来ず、決して客観的に見て強いといえるチームではなかったため、體育會の厳しい練習についていくことができるか?正直とても不安でした。
そのように悩んでいた折に、大学の練習を見学・体験させていただき、バスケットに真摯に向き合う先輩方の姿に強く感銘を受けました。練習中には学年の壁を超えて互いに厳しく指摘し合うことでより良いチームを目指しつつ、練習外の時間にはとてもアットホームな雰囲気で和気藹々とコミュニケーションをとる合う姿に、非常に魅力を感じました。
そこで、やはり私もこのような充実した環境、本気でバスケットに取り組む仲間の元でバスケットを続けたいと強く感じ、入部を決意しました。
中には、「大学生のうちにしかできないこと」としてアルバイトや留学・遊びなどを満喫するべきだと考える方もいらっしゃると思います。しかし、私は同じ志を持つ仲間とともに勝利を目指して必死にスポーツに取り組むという経験こそ、学生のうちにしか体験できないことではないかと感じています。
もちろん、一定程度の時間的拘束はあるかもしれませんが、バスケットボール部で過ごす4年間は、きっと卒業後社会に出てからの私自身の糧になりうる、とても充実したものになると信じています。
2017年度 指定校推薦:白藤優果
学部:理工学部
出身校:東京学芸大学附属高等学校
<志望動機>
私が大学選びで大切にしていたことは、興味ある都市工学について学べることでした。しかし、いざ自分の希望を満たす大学はどこかと探しても、なかなかその決め手はありませんでした。志望校が定まらないまま参加した理工学部のオープンキャンパスで、都市と交通を数値化し分析するというオペレーションズリサーチを用いて学べる環境が、慶應義塾大学には整っていると知り私は強く惹かれました。
また、「視野を広くもって特定の分野で優れる」という学科理念に感銘を受けました。それは、理工学の知識のみならず、人間工学や社会情勢など様々な視点から専門分野について学ぶことができるからです。これらを踏まえて、わたしは慶應義塾大学を志望しました。
慶應義塾大学理工学部は、1年では色々な視点から物事を学び、どのように学びたいか明確にしたうえで2年進級時に所属する学科を決定することのできる点も、魅力であると考えています。
<受験勉強>
私は、初めは国立大学志望だったのですが、指定校推薦という選択肢も捨てたくないと思い、高校1年生の頃から学校の定期テストには力をいれて取り組んできました。受験のための勉強と定期テストのための勉強を両立させることは大変でした。
受験には必要のない地歴の勉強は、家で勉強時間を割かないように通学時間内で終わらせるよう心がけていました。
そして、家では受験に必要な理系科目に多く時間を割けるようにして、理系科目の問題は、定期テストの問題と大学受験の問題を絡めて考えるよう心がけていました。「解いて復習する」を繰り返し行い、間違えた問題は、解答を見て覚えた解法をきちんとアウトプット出来るように、2回正解するまで何度も解き直しました。
<バスケットボール部について>
私は高校時代、怪我をしてしまい思うようにプレーが出来ず悔しい思いをしたため、もう一度全力でバスケットボールに取り組みたいと思い、大学に入ってからもバスケットボールを続けると決めていました。
大学選択は、自分のやりたい専門分野を学ぶことができ、かつ強豪校出身者でなくても入部できるバスケットボール部があることに重きを置いていました。
慶應義塾大学は、その両方がそろったとても良い環境であると思いました。入部体験に行った際に、選手主体で一人一人が考えて練習に励んでいる姿にとても魅力を感じました。
体育会に入れば、多くの時間を部活動に費やすため自分の時間は少なくなります。しかし、その分かけがえのない切磋琢磨しあえる仲間ができます。また、今後生きてく上で、自分の強みとなる唯一無二の経験が積めると思います。